かつては世間体から男性との結婚を考えたこともある滝沢さん。今はパートナーとも意見を擦り合わせた上で、結婚、出産についてはそこまで重要視していないという。「自分たちの周りで結婚されてないカップルの方もたくさんいて、契約に縛られなくても幸せにはなれるかなと。もちろん、今後転機があれば柔軟に話し合っていこうねとは言っています」

　もうひとつ、家族のバランスに欠かせないのが愛犬「ぼたん」の存在だ。犬好きのパートナーが家に迎え入れることを決めたというが、「ワンちゃんが2人をつないでくれてます。2人で共通して大事にするものができた。ケンカをしたら間に入って仲裁してくれるし、やっぱり悲しそうな顔をする。この子がいなかったら別れてたかもしれないと思うことはありますね」

　一口にレズビアンと言っても、フェミニン、ボーイッシュ、中性的な感じと、好みのタイプは人それぞれだという。これまでリードする恋愛が多かったという滝沢さんだが、ずばり好みのタイプはどんな女性になるのか。

「私はフェミニンなタイプが好きですが、今までに年上とも年下とも付き合ったし、年齢的な守備範囲もありません。どちらかと言えば年上が好きですが、それは男性女性関係なく生きていくうえで尊敬できる方が多いから。10歳以上上が嫌かと言われるとそんなことはありません。年齢が上か下かというより、人として好きかどうかですかね。あえて挙げるなら？　うーん、元AKBの小嶋陽菜さんでしょうか。ふんわりした雰囲気で、色っぽさとかわいらしい感じのある人ですかね」

　現在のパートナーとの馴れ初めから将来像、好みのタイプまで明かしてくれた滝沢さん。第3回では悩みを抱えるLGBTの方へ、滝沢さんなりのアドバイスを送る。