ジョン・レノンとオノ・ヨーコの大規模展覧会が開幕 初公開作品など100点超の展示品
ジョン・レノンとオノ・ヨーコの展覧会「DOUBLE FANTASY -John & Yoko」東京展が9日、ソニーミュージック六本木ミュージアムで開幕した。
日本との絆を感じさせるアイテムの数々も展示
ジョン・レノンとオノ・ヨーコの展覧会「DOUBLE FANTASY -John & Yoko」東京展が9日、ソニーミュージック六本木ミュージアムで開幕した。
「DOUBLE FANTASY -John & Yoko」は、ジョンの故郷イギリス・リバプール博物館で18年5月から19年11月まで開催された大規模な展覧会。「ジョンの故郷であるリバプールのために」とヨーコ自身も深く関わり、その圧倒的な内容で高い評価と反響を呼び、当初の予定から会期を7か月延長し、異例の70万人を動員した。
ジョンの生誕80年となる9日に開幕した東京展では、世界で最も有名でクリエーティブなカップル、ジョンとヨーコの公私にわたるヒストリーを、2人が世界に発したメッセージや言葉、音楽・アート作品、貴重なプライベート・コレクション100点以上を通して追体験できる画期的な内容となっている。
また東京展では、初公開作品を含む「東京展独自展示コーナー」が追加され、ジョンが日本を習得するために描いたローマ字とイラストによる「日本語練習スケッチブック」の原画や、軽井沢での和やかな家族写真など、日本との絆を感じさせるアイテムの数々が展示される。
□ヨーコ・オノ・レノンからのステートメント
「私たちの『DOUBLE FANTASY – John & Yoko』展を日本で開催することができて大変うれしく、とても感謝しています。リバプール展はジョンの故郷だということで特別でした。今度は私の故郷である東京での開催。まさに西と東の融合です。私たちはただ日々互いを愛し続けた非常にシンプルな夫婦でした。そんな私たち夫婦の真実を、自分たちの言葉でお見せしたいと思ったのです。日々の生活の中で、何をするにもそこにはお互いへの愛がありました。ジョンにとって日本は心の落ち着ける場所であり、息子のショーンと過ごす日本での夏の滞在はとても大切なものでした。私たちは2人とも世界平和に強い関心を持っていることに気づきました。今でもジョンと2人で活動をしているように思います。彼の温もりをいつもそばに感じています」
□ショーン・レノンからのメッセージ
「日本の皆さんコンニチワ。ショーンです。『DOUBLE FANTASY – John & Yoko』展に来てくれる、すべての皆さんに感謝します。僕も皆さんと一緒にその場にいたかったです。間違いなく素晴らしい展覧会になるでしょう。今年の父の80回目の誕生日を世界中の方々と一緒に祝いたいと思っています。そして、皆さんにはぜひこの素晴らしい展覧会でジョンとヨーコに対する理解を深めていただけたらうれしいです。アリガトウゴザイマス」