女優の松本穂香と奈緒が7日、都内の神田明神で行われた、映画「みをつくし料理帖」(16日全国公開、角川春樹監督)大ヒット祈願祭に登壇した。

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　高田郁による時代小説でベストセラーとして知られる本作。劇場映画版では、松本が主人公・澪、奈緒が澪の幼なじみ役でヒロイン的存在を務め、生涯最後の監督作として77歳の角川監督がメガホンをとった。

　16日の公開へ向け、作品の舞台・千代田区にある神田明神で行われた祈願祭。祈祷を終えた3人が、白狐の仮面をかぶった“こん、こん隊”とともに会見場に登場すると、松本が「ご祈祷を受けて、いよいよ公開が近づいているんだと、ひしひし感じて、この作品がより多くの方に届けばいいなと改めて思いました」、奈緒が「しっかりお祈りしたので、たくさんの方に届くといいな、という祈りがみなさんに届くよう願っています」と心境を語った。

　2人の演技について角川監督は、「表現力、なにより読解力は、ず抜けていますね。ある種、完成されているくらい、この映画では驚くべき演技力でした」と大絶賛。この発言を受け、松本は「もっとこれから成長していきたいと思っているので、すごくありがたいお言葉です」、奈緒も「この言葉をお守りにして、2年後3年後、もっと成長した姿を見せられるように頑張りたいと思います」と大感激の様子だった。

　さらに、もし成長した松本、奈緒と作品を撮るとしたら？という質問が出ると、角川監督は「やはり『みをつくし料理帖』パート2です」と笑顔で答え、会見を締めくくった。