前田亜美が“AKB時代の葛藤”を明かした理由 過去の経験を「表現者として伝えられたら」

元「AKB48」の前田亜美が25歳という節目に、1stフォトブック「AMI」をリリースした。アイドル時代と変わらぬ笑顔はもちろん、すっかり大人になったことを感じさせる表情も見せ、初のランジェリー姿にも挑戦。また、「孤独」「悲しみ」「愛」「家族」「夢」、5つのエッセーをつづり、今までに語られることがなかった過去と未来を赤裸々に告白している。ENCOUNT編集部は、AKB時代のイメージを変える1冊を完成させた前田に、単独インタビューを行った。

1stフォトブック「AMI」をリリースした前田亜美【写真:荒川祐史】
1stフォトブック「AMI」をリリースした前田亜美【写真:荒川祐史】

単独インタビュー 「前田亜美1stフォトブック AMI」

 元「AKB48」の前田亜美が25歳という節目に、1stフォトブック「AMI」をリリースした。アイドル時代と変わらぬ笑顔はもちろん、すっかり大人になったことを感じさせる表情も見せ、初のランジェリー姿にも挑戦。また、「孤独」「悲しみ」「愛」「家族」「夢」、5つのエッセーをつづり、今までに語られることがなかった過去と未来を赤裸々に告白している。ENCOUNT編集部は、AKB時代のイメージを変える1冊を完成させた前田に、単独インタビューを行った。

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――初のフォトブック発売、おめでとうございます。まず、フォトブックをリリースした理由を教えてください。

「13歳でAKB48に加入して、グループで出すことはあったのですが、なかなかソロで出す機会はありませんでした。節目の年に出すものというイメージがあって、そんな時にKADOKAWAさんに声をかけていただき、今年で25歳を迎えて、人生の中でも節目の年でもあるので、出そうと決めました。なにより、ずっとファンの方に『写真集を出してほしい!』という声をいただいていたので、皆さんが言ってくれたからというのはありますね」

――ご自身がプロデュースしたということですが、こだわったポイントは。

「写真集と言ったらイメージ的に男性向けというイメージがあったのですが、やはり女性にも見てほしいしので、女性目線も意識しました。女性はストーリー性を大切するので、いろんな視点から考えて、テーマ別に1つの映像を見ているような気持ちになれるように1枚1枚写真を選びました」

――プロデュースするにあたって、誰かに相談などはしましたか。

「最初に相談したのは妹です。妹はアイドルや女優の卵、インスタグラマーでしたり、かわいい子が大好きなんですが、普段から私の写真に意見をくれて、『これは盛れてない』とか、けっこう厳しめの意見をくれます。私よりも大人で、ドライな妹なんですけど、的確なことしか言わないので、私は言う通りにしています(笑)」

――さまざまな花とともに、いろんな表情を見せているのが印象的でした。

「花言葉も意識して構成しました。全体のストーリー性もそうだし、写真1枚1枚のストーリー性も考えて、花もメインなので、背景、撮影場所にもこだわっています」

――AKB48時代、「向日葵」「タンポポの決心」といった曲を歌っている前田さんを思い出しました。

「私にとって花は大切なもので、生誕祭などでファンの方にいただく機会が多かったのですが、ひまわりをいただくことが多かったです。(元AKB48の)秋元才加ちゃんも『亜美はひまわりが似合う』と言ってくれていましたし、私もひまわりを見ると元気が出ます。ひまわりみたいになりたいという気持ちもあったので、ひまわりの写真も入れました」

――最初で最後のランジェリー姿にチャレンジしています。

「やったことがないことに挑戦したいという思いがありました。ただセクシーさを求めるというのは私の中で違うのかなと感じたので、無謀な感じというか、だけど子どもっぽさを取り除いて、ナチュラルな感じを意識しています。新たな一面を見せられたら、と思ってチャレンジしました」

――アイドル時代のイメージを変える作品となりそうですね。

「AKB時代はみんなの末っ子、みたいなイメージにあって、さっしー(指原莉乃)や麻里子様(篠田麻里子)にかわいがってもらっていましたね。でも私も25歳なので、成長していることをみなさんに伝えたいので記録に残しました」

――チャームポイントだった、まゆ毛のほうは。

「気づかれないように、どんどん細くしています(笑)。垢抜けたまではいかないですけど、アイドル時代のイメージは無くしてもらって、今の私はこうです! と伝えたいです」

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