岩谷麻優が史上初の2冠&過酷防衛で“主役”証明、超満員の東女、激動スターダムには伊藤麻希参戦【1月の女子プロレス】

2025年は、スターダムの上谷沙弥が女子プロレスラーとしては初めて、東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞のMVPを獲得。2026年も各団体がスタートダッシュをかけてきた。そこで、スターダム・東京女子プロレス・マリーゴールドといった主要女子プロレス団体の動きのおさらいをする新企画がスタート。題して「マンスリー女子プロレスフォーカス」2026年1月編をお送りする。

GHC女子とスーパーフライの二冠王となった岩谷麻優【写真:(C)マリーゴールド】
GHC女子とスーパーフライの二冠王となった岩谷麻優【写真:(C)マリーゴールド】

1.4後楽園が大盛況の東京女子、デビュー15周年の岩谷麻優が大忙しのマリーゴールド

 2025年は、スターダムの上谷沙弥が女子プロレスラーとしては初めて、東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞のMVPを獲得。2026年も各団体がスタートダッシュをかけてきた。そこで、スターダム・東京女子プロレス・マリーゴールドといった主要女子プロレス団体の動きのおさらいをする新企画がスタート。題して「マンスリー女子プロレスフォーカス」2026年1月編をお送りする。

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 まずは【東京女子プロレス】。毎年恒例の1.4後楽園大会は超満員札止めを記録。メインイベントでは、プリンセス・オブ・プリンセス王者の渡辺未詩が鈴芽を相手に、『これぞ東女』という高度な技の攻防を制し王座防衛。そして5年ぶりに東女のリングに里帰りを果たしたMIRAI(みちのくプロレス)が、インターナショナル・プリンセス王座を遠藤有栖から奪い取り多団体に跨るベルトコレクターに。次期挑戦者には凍雅が名乗りを上げ、2.14後楽園大会で初防衛戦が決定しているが、MIRAIは3.29両国国技館大会での防衛戦を視野に入れていると宣言。さらには、デビュー前から話題になっていた神嵜志音がデビューし、初々しい戦いぶりに注目が集まっている。

 タッグ戦線では、プリンセス・タッグ王者のOber Eats(上福ゆき&上原わかな)が1.31新宿大会で『第6回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント』準決勝に臨み、マックス・ジ・インペイラー&原宿ぽむに大苦戦を強いられるも勝利。2.14後楽園大会のトーナメント決勝のカードは、上福&上原vs瑞希&高見汐珠となった。

 続いては【マリーゴールド】。1.3大田区大会では岩谷麻優が彩羽匠(マーベラスプロレス)からGHC女子王座を奪取。史上初、IWGP女子王座とGHC女子王座の両ベルトを巻いた女子プロレスラーとなった。その岩谷はデビュー15周年記念試合で林下詩美を相手にGHC女子王座を防衛(1.24後楽園)、6日後には南小桃を相手にスーパーフライ王座を防衛(1.30新宿)するという“強行日程”をクリア。デビュー16年目に突入したアイコンは、ますます忙しくなりそうだ。

 また、新設された6人タッグ王座“3Dトリオス”初代王者決定トーナメントでは、デビュー2年目に突入したメガトンと橘渚が大奮闘。ともに敗れはしたものの、大きなインパクトを残した。

スターダムに参戦し存在感を示している伊藤麻希【写真:(C)スターダム】
スターダムに参戦し存在感を示している伊藤麻希【写真:(C)スターダム】

2.7大阪大会へ向けさまざまな人間模様が絡むスターダム

 最後に【スターダム】。2025年は上谷沙弥がスターダムマットの中心に立ち、所属するヒールユニットH.A.T.E.の面々が主要タイトルを総なめ、真夏のトーナメント『5★STAR GP』も渡辺桃(欠場中)が制したが、そのH.A.T.E.の勢いは継続中だ。

 そんな中、新顔が登場した。もとは東京女子プロレスを主戦場にし、ここ最近は海外での活動が中心になっていた伊藤麻希が1.10後楽園大会に現れ、翌日からスターダムマットに参戦(しかも所属)。いきなりキャッチフレーズの『世界一かわいい伊藤ちゃん』を武器に、いろいろな選手を巻き込み大混乱を起こしている。特にさくらあやが伊藤に噛みつき、2.7大阪大会では“かわいい・オブ・かわいい”を賭けてのシングル戦に臨む。

 その2.7大阪大会では、上谷の持つワールド・オブ・スターダム王座に、復帰直後のスターライト・キッドが挑戦。上谷は「(フィニッシャーの)スタークラッシャーのスターとはキッドのこと」と発言し、キッドは「すべて上谷に邪魔されてきた」と試合前からバチバチの展開に。1.31後楽園大会では、6人タッグながら上谷がキッドからそのスタークラッシャーで勝利、マスクをはいでしまう暴挙に出た。

 そのほかの注目カードとしては、昨年12.27両国大会でプロレス再デビューを果たしたフワちゃんに対し、特別扱いは許さないと吏南がケンカを売りシングル戦が決定。会場人気抜群の吏南のマイクに支持が集まり、フワちゃんとしては逃げられない一戦となってしまった。吏南のいうところの「『プロレスしかない』吏南と、『今しかない』フワちゃん」との戦いの行方はいかに。

 さあ2月はどんな戦いが繰り広げられるのか、お楽しみに。

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