高木三四郎が公約 あと3年でDDTが新日本プロレスを抜いて業界ナンバー1団体に

DDTの高木三四郎(49)が11日、東京・書泉グランデで新著「年商500万円の弱小プロレス団体が上場企業のグループ入りするまで」(徳間書店)発売記念トークイベントを行った。

DDTの高木三四郎
DDTの高木三四郎

「年商500万円の弱小プロレス団体が上場企業のグループ入りするまで」発売記念イベント

 DDTの高木三四郎(49)が11日、東京・書泉グランデで新著「年商500万円の弱小プロレス団体が上場企業のグループ入りするまで」(徳間書店)発売記念トークイベントを行った。

 2017年にサイバーエージェント・グループ入りして2年が経つDDT。著書は、これまでの軌跡をつづったもので、藤田晋社長との対談などが収録されている。「反響はすごい。いろんな反応があってありがたい」と売れ行きに感謝の高木は、「年商500万ということは月の売り上げが40万しかなかった。そこから具体的な数字は言えないけど、ある程度、頑張ったというレベルにいった」と団体の躍進に胸を張った。

 同書の中では、一番苦しかった時期について“リーマンショック後”と明かしている。「2008年ですかね。あの頃が一番苦しかった。集客がガクンと落ちた。あんまりプロレスという部分に娯楽として割けなかった部分もある。行き詰まりを感じた」。

 そこから見事に立て直し、気づけばIT業界の巨人で上場企業のサイバーエージェントをオーナーに迎えた。「どうやったら企業の規模を上げていけるのか、選手と話す機会も増えた。今まで以上に聞くようになった」と“タッグ結成”の効果を実感。「プロレスというのは人生の縮図。人生がつまんないヤツがプロレスやっても、あんまり面白くないことが多い。はじけたことをやらないと、リング上に反映されない」と独特の育成哲学を披露し、選手に一層のハッパをかけた。

 興行規模、年商は新日本プロレスに次ぐ業界2位を自負。新日プロの背中も見えてきた。高木は新日プロがブシロードに買収されて5年後に栄華を誇ったことを指摘し、DDTもサイバーエージェント・グループ入り後、5年で「日本一」の座に就くことを公約。「年月は区切りたい。2017年から5年というのが節目。5年後には一つの形にしていきたい。そこは一つの目安。5年後にはそこのポジションに持っていきたい」と力を込めた。

「やるからには『こんなことやりやがったの、DDT?』っていうことをやりたい」

 それには新日プロで活躍中の生え抜きエース・飯伏幸太(37)の力も不可欠だが、高木はDDT復帰について「ないんじゃないですか」と苦笑。その理由について「彼は新日本プロレスさんで最高位のものを取れたわけじゃない。トップ取ってから戻って来いよ。(IWGPヘビー級王座挑戦が)1月4日に決まった。頑張れとしか言いようがない。ツイッターも、新日本のことばかりつぶやくからフォロー切ってやった。アイツもオレのことリムーブ(除外)した。『この野郎!』と思ったけど、アイツはアイツの道を頑張ってほしい。いつか、相互フォローする日が来る」と話し、成長を見守る考えを示した。

 来年6月7日にはさいたまスーパーアリーナ大会が決定。実行委員長に藤田社長が就任した。「藤田社長が実行委員長受けていただけるのは思ってもいなかった。プロレスをもっともっと盛り上げていきたいし、サイバーエージェント・グループのシナジーを得てできることはある。そこは頑張りたい。DDTの企業文化が損なわれることなく、側面的支援をさせていただきますっていうのは本当にありがたい。団体の名前を変えられると思ったんですけど、全然そんなこともなかった」と強調。「2017年の時を超えたい。あれが20周年記念だったので、新たなリスタートにしたい。もっと規模を拡大して、そこにたどり着きたい。やるからには、『こんなことやりやがったの、DDT?』っていうことはやりたい。また、ケニー(オメガ)も呼びたい」と、観客が目標に届かなかった前回17年さいたま大会のリベンジを誓った。

「崖のふち女子プロレス」旗揚げ

 なお、イベントの冒頭では、公開会見を行い、高木が個人として松本都(34)と崖のふちプロレスの事業譲渡契約を締結したことを発表。団体は「崖のふち女子プロレス」と名称変更する。

 高木は「手頃なお値段で譲渡していただいた。個人がオーナーとして崖のふちを盛り上げて、新しい歴史を世界中に発信し続けていきたい」と抱負。松本は「こんな嬉しいお話をいただいて夢を見ているかのよう。頑張っていれば見てくださる方がいるんだなと、すごく嬉しいです。引き抜かれましたが、引き抜きまくっていきたい。高木さんの人脈と資本力がある。1人ではできなかったことをやっていきたい」と意気込んだ。旗揚げ戦は12・24レッスル武闘館。

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