「ナイフ持ってる?」EXIT兼近、不良集団も笑顔になった驚きの“マナー注意術”とは

ニュース番組『ABEMA Prime』の18日放送では、公共の場でのマナー違反に対して注意できる人はわずか2%という調査結果を受け、注意することのリスクや向き合い方について議論した。

EXITの兼近大樹【写真:(C)AbemaTV, Inc.】
EXITの兼近大樹【写真:(C)AbemaTV, Inc.】

りんたろー。公共空間での“正解のなさ”に戸惑った経験

 ニュース番組『ABEMA Prime』の18日放送では、公共の場でのマナー違反に対して注意できる人はわずか2%という調査結果を受け、注意することのリスクや向き合い方について議論した。

 番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は、自身について「僕はあんまり注意できないタイプなんですけど」と前置きした上で、飛行機での体験を語った。

「赤ちゃんと飛行機に乗っていると、すごい心ないことを言われてしまったりとか、逆に赤ちゃん泣くのが仕事だから、どんだけ泣いてもいいよとか言われたりもする」と振り返り、「結構いいクラスの席とかに乗っていたりすると、『俺はこの席のお金を払ったんだから泣かせるな』みたいな感じで言われちゃったりもする。普通のところに座ったりするんですけど、別にそこでも迷惑は迷惑じゃないですか。どこに座ればいいんだろう」と公共空間での“正解のなさ”に戸惑った経験を明かした。

 一方、相方の兼近大樹は「僕は結構注意しちゃう派」と切り出し、電車内での出来事を紹介。「『ちょっと周り見たら結構嫌がっている感じの人いるわ。やめられるかな?』『その電話一旦早めに終わらせる感じで』っていう話しかけ方で揉めたこと一回もないんですよ」と、自身なりの伝え方を披露した。その理由について兼近は、「揉めているのは両方ぶつかりにいっているから。両方正しいと思っているから揉める」「人間のコミュニケーション不足がえげつない」と、自身の私見として分析した。

 また、兼近はりんたろー。とのエピソードも披露。「ファミレスで2人でネタ合わせしている時に隣でおじさんがでっかい声でけんかし始めて。その前に子どもがいたんですよね。子どもの前でおじさん2人が騒いでいる時に、僕がすぐ注意した。そしたらりんたろー。さんがちっちゃい声で『まぁ俺いこうとしたけどな』って言っていました」と語り、スタジオを笑わせた。

 さらに、「子どもになんて教える? 例えば、『けんかを見たら止めてあげなさい』って教えて、子どもが何かに巻き込まれたりとかしたら、めっちゃ後悔する」というりんたろー。の発言を受け、兼近は子ども自身が考えて行動するべきだとし、「他者に対して優しくあるっていうのは大事だと思う。優しさの角度もたくさんあるんですけど。僕は“僕が注意することで何かが収まれば周り全員得するよね”っていうイメージでやっちゃう」とコメント。

 その上で、「(注意するときに)『ナイフ持ってる?』とか言ったりした時もありますよ。ヤバそうな人を見て、『お前がナイフ持ってたら俺マジ怖いんだけど、一応静かに出来たりする?』みたいな。そしたらウケたこともあります、不良集団みたいな4人組に」と、独自のコミュニケーション術も披露。これに対し共演者からは、「上級者やな」「芸人ならではですね」といった声が上がり、注意する側・される側双方にとっての“伝え方”の重要性が改めて浮き彫りになった。

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