“強カワクイーン”RENA、激勝直後の「最終章」発言 榊原CEOがまさかの引退プラン逆提案
「RIZINで約5年間お世話になり、楽しく厳しい時期を経験させていただきましたが、あと2、3試合でこのリングから降りようかと思っています。『RENA最終章』、もう少し頑張りますので、応援よろしくお願いします」
27日の試合直後に突然の表明「このリングから降りようかと思っています」
「RIZINで約5年間お世話になり、楽しく厳しい時期を経験させていただきましたが、あと2、3試合でこのリングから降りようかと思っています。『RENA最終章』、もう少し頑張りますので、応援よろしくお願いします」
それは突然の表明だった。
27日、さいたまスーパーアリーナで開催されたRIZIN.24。
第5試合で行われた富松恵美戦に勝利したRENAが、リング上からマイクを使って、そう口にしたのである。
RENAにとっては2019年大みそか以来、実に9か月ぶりとなる一戦。
しかしながらこの試合が発表されたのは、去る9月15日。つまりはわずか12日前のことだった。
実を言うと、そんなタイミングであっても、もしこの一戦に向けて話を聞けるのであればと、RENA側にインタビュー取材を申し込んでみた。
もちろん試合に向けての心境もそうだが、コロナ禍、女子格闘技、エンタメ業界、芸能、最近ハマッていると聞く「鬼滅の刃」……、その辺りの雑談ができれば、十分記事として通用すると考えたからだ。
結果的にその取材の話は「試合後に日を改めて」と連絡があった。
そうはいっても勝敗やけがの有無にもよるだろうから……と、そんな雰囲気でこの日の試合を迎えたわけだが、まさか勝利した直後に「最終章」という名の「引退」発言が飛び出してくるとは。
「2、3戦というよりは、まだそんなに明確には決めてないんですけど、終わりが決めないと頑張れないというか、最高のパフォーマンスを発揮できないなあと思ってきたので、終わりを決めて、最後の最後までベストパフォーマンス。おもしろい、熱のある試合をしたいと思って。最終章として最後まで走りたいと思って。負けて言うんじゃなくて、勝って言いたかったので、最終章、より楽しみにしていただけたらうれしいです」
試合後のインタビュールームでそう語ったRENA。