令和ロマン・くるま、海外ロケ中に“国王”への交渉が発生「王様がおっしゃるならしょうがない」

ABEMAのドキュメンタリーバラエティー番組『世界の果てに、くるま置いてきた』の#12が14日に放送され、南アジア縦断の旅が完結を迎えた。

『世界の果てに、くるま置いてきた』に出演する令和ロマン・くるま【写真:(C)AbemaTV,Inc.】
『世界の果てに、くるま置いてきた』に出演する令和ロマン・くるま【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

『世界の果てに、くるま置いてきた』の#12

 ABEMAのドキュメンタリーバラエティー番組『世界の果てに、くるま置いてきた』の#12が14日に放送され、南アジア縦断の旅が完結を迎えた。

 同番組は、著名人を世界の果てに置き去りにし、そこから垣間見える現地のリアルな様子や旅での触れ合いを通して、「人はなぜ旅をするのか?」「“人生”という旅の目的は?」という問いに迫るドキュメンタリーバラエティー『世界の果てに、○○置いてきた』シリーズ(通称・せかはて)の第3弾。

 これまで実業家の西村博之(ひろゆき)と俳優の東出昌大がアフリカ横断、南米横断に挑戦してきた同シリーズ。今回は、ほぼ“人生初海外”となるお笑いコンビ・令和ロマンのくるまが旅人に抜てきされ、移動手段はローカル路線バスやヒッチハイクなどの基本陸路のみというルールの中、バングラデシュ、インドを巡り、ゴール地点・ブータンの王宮を目指した。

 #12では、12日間の南アジア旅がついに完結を迎えた。ゴール前日、一行は「ワールド・ミュージック・デイ」に合わせて開催されていた音楽フェス「ワールド・ミュージック・デイ・コンサート」の会場へ。そこで現地で活動するJICA(国際協力機構)の日本人スタッフに遭遇し、フェスの内容を聞いたひろゆきは、くるまに対して「初の海外アーティストとして…」と、飛び入り参加をけしかける。

「出ます?」とすっかりその気になったくるまは、イベントのオーガナイザーと交渉。「タイムスケジュールが調整できるか確認します」との回答を引き出し、舞台に上がるなら英語のパフォーマンスをしてほしいという要望を受け、急きょ英語での5分ネタを考える展開となった。

 そんな前のめりなくるまの姿に、ひろゆきは「自分がやると思うと寒気がして……こわっ」と戦々恐々。「こういうところ『行ったれ』っていうのが芸人さんの強さなんですかね」と感嘆すると、東出も「くるまくんの強さなんじゃないですかね」「すごい」と驚きの表情。

 2人が見守る中、「何ができるかな?」と真剣にネタを思案していたくるまだったが、オーガナイザーから戻ってきた答えは「調整はしたものの、今回は出演ができない」というものだった。続けて「実はこのコンサートは国王が主催なもので、内容を変更するには国王の許可が必要なんです」と、まさかの事実が明かされると、くるまは「王様がおっしゃるならしょうがないですよね」と、安堵(あんど)交じりの笑顔を見せた。

次のページへ (2/2) 【動画】世界的ヒット曲で超速ラップ披露する令和ロマン・くるま
1 2
あなたの“気になる”を教えてください