――優勝の喜びを誰に伝えたいでしょうか。

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福徳「家族はずっと応援してくれていて、毎回『ジャルジャルが1番面白かった』と、家族バカではありますが言ってくれて、いつか期待に応えたいという思いがありました。一緒に仕事をしてくれる吉本社員、構成作家、スタッフの皆さんに、今までありがとうと言いたいし、いつも応援してくれているファンの方々にも、心の底からありがとうと言いたいです。2本目のネタに関しては、NSC時代の恩師、先輩のあべこうじさんに最高のアドバイスをいただきネタを磨いてもらったので、心の底から感謝しています」

後藤「奥さんは？　新婚やろ？」

福徳「家に帰って言うがな(笑)」

――後藤さんが喜びを伝えたいのは。

後藤「家族、親もそうですけど、僕には子どもがいて、頑張って、優勝してきてね、という言葉をくれたので、すごい力に。家を出る前に、もう妻は泣いていました、なぜか(笑)。家族の期待を力にできたなと」

――優勝賞金1000万円の使い道は。

福徳「あの……、ここでボケへんのかい！　と思われるかもしれませんけど、家族に人間ドックをプレゼントしたいと思います。いつまでも一緒にいたいので」

後藤「まぁ……、おまえはボケるんかい！　と思われるかもしれませんけど、同じ原付を何回も買います」

福徳「おまえはボケるんかい！　言うてもうた(笑)」

後藤「それは冗談として、でも本当に賞金というのを意識しなかったのは、初めてです。まだ使い道は、決め切れていません」

――「無冠の帝王」と言われていましたが、プレッシャーは感じていましたか。

後藤「今年優勝できへんかったらどうなんねん……、崖っぷち感みたいなプレッシャーはありました」

福徳「優勝するまで出続けると宣言していたんですけど、芸歴も20年近くなるし、出たらアカンのかな……、と思いながらも、なんとしても今年は絶対に優勝せなアカン！　という気持ちでした」

――V2を狙うことは考えていますか。

福徳「もしかしたら、まだみなぎるものがあれば、アホみたいに出るかもしれません。ただ、この喜びを1度味わったら、ほかの方に味わってみてください、という風に譲りたくなりますね」

後藤「こういうのは順番だと思うので、次の順番に回していくという意識です」