ブータンで“自由旅行禁止”に困惑 くるまが『世界の果てに、くるま置いてきた』で直面した葛藤とは
お笑いコンビ・令和ロマンの髙比良くるまが出演する、ABEMAバラエティー『世界の果てに、くるま置いてきた』#10が11月30日、放送された。

くるま&ひろゆきがブータン旅で直面したルールとリアル
お笑いコンビ・令和ロマンの髙比良くるまが出演する、ABEMAバラエティー『世界の果てに、くるま置いてきた』#10が11月30日、放送された。
同番組は、著名人を“世界の果て”に置き去りにし、現地での体験や交流を通して「人はなぜ旅をするのか?」という根源的なテーマに迫るシリーズ企画。これまでに実業家・西村博之(ひろゆき)や俳優・東出昌大が参加しており、今回はシリーズ第3弾として、人生初の海外旅行に近いというくるまが南アジアを縦断中。移動手段をローカルバスやヒッチハイクなどの陸路に限定し、過酷な旅に挑んでいる。
#10では、くるまがついに南アジア旅最後の国・ブータンに入国。インド・ダージリンからインド国境近くを目指した一行は、ホテル従業員の助言でバスではなく乗合タクシーを利用し、想定より1時間早く目的地に到着した。くるまは「これが俺の移動の上手さですよ」と自画自賛。ひろゆきは「トラブルを起こして撮れ高を作るのが仕事ですから」と辛辣なコメントを返した。
さらに、ブータン入国目前にはくるまが「もっと大変なことになるかと思ったけど、思ったより発達していて、とんとん拍子で来ちゃった」とこれまでの旅を回顧。「俺たちが最初に期待してた(ものと違う)。もしかしたら俺もどこか禊的な部分が欲しかったのかもしれないし、(ディレクターも)他の国をどこか利用するような邪な心があったのに、行く先々で否定されていっている気がする」と葛藤をにじませた。
無事、ブータン南端の国境の町・プンツォリンに到着したが、そこでくるまは思わず「マジVIVANT」とつぶやくことに。現地ガイドから、ブータンでは海外からの自由旅行が原則禁止であること、政府公認ガイド付きのパッケージツアーのみが許可されていることを知らされ、一行は動揺。車両やホテル、行き先まですべて用意されていた事実を前に、近くのレストランで緊急会議が開かれた。
「(ガイドさんに)全部用意していただいているからそれを無下にするのはどうなんだろう」と困惑するくるまに対し、番組ディレクターは「実際の観光客が来た時に悪いホテルがあったり、良いホテルがあったり、そこも含めて楽しかったりする」と主張。しかしひろゆきは「それが違う。普通の観光客として扱われているのが今です」と切り返し、くるまも「実態じゃないですよ、これは。観光客は(自分で)予約をしないわけじゃないですか」と疑問を呈した。最終的に現地ガイドとの話し合いを経て、「ガイド同行の上での自由観光」という形に落ち着いた。
翌日、一行は王宮のある首都・ティンプーを目指し、標高2000メートルを超える山岳地帯をバスで5時間半かけて移動。くるまが「落石ありすぎてピリつくな」と怯える場面もありつつ、予定通り到着した。バスを降りたくるまとひろゆきの背後から、「ひろゆき!くるま!」とサプライズで登場したのは東出昌大。短髪姿の東出にひろゆきが「反省して頭丸めて」とツッコミを入れると、東出は「ちがう、ちがう」と即否定。ひろゆきは「反省するのはこっちだ」とくるまに矛先を向け、くるまは「僕が反省してないみたいじゃないですか」と返すなど、和やかなやりとりが展開された。
視聴者からは「スタイル良」「華がある」「存在感ありすぎ」「画になる漢」「ひろゆきが嬉しそうなのがエモい」などの反響が寄せられている。
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