次期朝ドラ『風、薫る』新たな出演者7人発表 研ナオコ、丸山礼ら3人が初朝ドラ

NHKは24日、俳優の見上愛と上坂樹里がダブルヒロインを務める2026年度前期の連続テレビ小説『風、薫る』の新たな出演者7人を発表した。

上坂樹里(左)と見上愛【写真:ENCOUNT編集部】
上坂樹里(左)と見上愛【写真:ENCOUNT編集部】

見上愛&上坂樹里がWヒロイン

 NHKは24日、俳優の見上愛と上坂樹里がダブルヒロインを務める2026年度前期の連続テレビ小説『風、薫る』の新たな出演者7人を発表した。

 本作は明治時代に看護の世界に飛び込んだ2人が“ダブルヒロイン”となるバディードラマ。看護師という職業の確立に大きく貢献した実在の人物、大関和(おおぜき・ちか)さんと鈴木雅(すずき・まさ)さんがモチーフとなる。見上は大関さんがモチーフの一ノ瀬りんを、上坂は鈴木さんがモチーフの大家直美を演じる。

 このたび、鹿鳴館で働く人々を演じる出演者7人を発表。16年ぶりの朝ドラ出演となる多部未華子は、“鹿鳴館の華”と呼ばれた時代を象徴する貴婦人・大山捨松(おおやま・すてまつ)を演じ、高嶋政宏は捨松の夫で時の陸軍卿、後に初代陸軍大臣となる大山巌(おおやま・いわお)を演じる。

 連続テレビ小説初出演となる二田絢乃は鹿鳴館の給仕・松山ふさ役に。同じく給仕の河合志麻(かわい・しま)を中田青渚が、木村佐保(きむら・さほ)を井上向日葵が演じる。

 朝ドラ初出演となるタレント・丸山礼が、りんの家の隣人・中山マツを演じる。同じく朝ドラ初出演の研ナオコは、謎に包まれた神出鬼没の占い師・真風(まじ)を演じる。

 制作統括の松園武大チーフ・プロデューサーは「明治初期の欧化政策の象徴とも言える鹿鳴館。その代名詞的存在として知られる大山巌・捨松夫妻と鹿鳴館で働く女性たち。そして、謎に包まれた占い師とユニークな隣人を今回発表いたしました」とコメント。

 続けて、「一見、二人の主人公と交わりそうにない面々ですが、どう出会って、二人にどんな風を吹かせてくれるのでしょうか。撮影は順調に進んでおります。チーム一丸となって共感していただけるドラマをお届けしますので、放送開始はまだ少し先ですが、ご期待ください」と呼びかけた。

※高嶋政宏の「高」の正式表記ははしごだか

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