6歳少女の夢は「軍隊に入りたい」「国を助けたい」 街中には戦車が停車…くるまは衝撃
ABEMA『世界の果てに、くるま置いてきた』第3話が5日、放送された。今回の放送では驚きの6歳が登場した。

バングラデシュでの出会いが心を動かす
ABEMA『世界の果てに、くるま置いてきた』第3話が5日、放送された。今回の放送では驚きの6歳が登場した。
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『世界の果てに、○○置いてきた』シリーズ(通称:せかはて)は、著名人を“世界の果て”に置き去りにし、旅先での出会いや現地のリアルな様子を通じて、「人はなぜ旅をするのか」「“人生”という旅の目的は何か」に迫るドキュメンタリーバラエティー。
これまでに、実業家の西村博之氏と俳優の東出昌大が出演。第3弾となる今回は、お笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるまが主人公に。ほぼ“人生初海外”でローカル路線バスやヒッチハイクなど、基本的に陸路のみの手段で南アジア縦断に挑んでいる。
旅の2日目、バングラデシュの首都・ダッカに到着したくるまは、街を散策中に声をかけてきた現地の親子と出会う。父・サダムさん、母・アイシャさん、そして娘のフィリアちゃんの3人とレストランで食事をともにすることに。会話の中で、「日本から来た大事なゲストだから」「この国は歓迎の気持ちをとても大事にしている」とサダムさんが語ると、くるまは「すべてのバングラデシュ人の中で一番優しいです」と感激した様子を見せた。
その一方で、「僕はすべての日本人の中で一番面白いです」と自信満々に語り、自身が『M-1グランプリ』チャンピオンであることをスマホの写真を見せながらアピール。「アイムチャンピオン! M-1グランプリチャンピオン」「賞金1000万円もらったの」と続けるくるまに、サダムさん夫妻も「これが君か?」と興味を示す場面があった。
そんな中、くるまは娘のフィリアちゃんに将来の夢を尋ねる。「将来何になりたいの?」という問いに対して、6歳のフィリアちゃんは「ARMY(軍隊)」「国を助けたいの」と答える。その返答に「すごいじゃん……6歳で?」と驚いたくるまは、「(日本人は)おまわりさんに会ったことがあるから、おまわりさんになりたいと思うし……軍隊を見ているからじゃないですかね?」と、その夢の背景にある現実を想像した。
この日、ダッカ市内の道路には戦車が停まっている光景もあった。軍の存在が身近なバングラデシュ社会において、幼い少女が「国を助けたい」と語る夢に、くるまは強い衝撃を受けた様子だった。
さらに翌日、旅の3日目には、前夜の食事の席でサダムさんから「植民地支配と発展を象徴する場所」として紹介されたショドルガット港を訪問。「すっげー!」と声を上げるほどの光景に圧倒され、「(昨日までは)なんか、かかってたんですかね……初海外だけど別に『どんどん行けますけど』みたいな」「ここからは、これだけお世話になったバングラデシュのことを知りたいです」と語るなど、くるまの中に変化が芽生える様子も映し出された。
※高比良くるまの「高」の正式表記ははしごだか
