プロの芸人に「ツッコミとして素人」と指摘 “芸人コンサル”語る謎のXユーザーを調査

お笑いコンビ・霜降り明星の粗品がMCを務める「ABEMA」オリジナル番組『ドーピングトーキング』#2が6日、放送された。刺激的な体験をもとに芸人たちが語る“初出し”エピソードトークが展開される本番組。今回は、ひつじねいり・松村祥維が、SNS上で注目を集める“芸人コンサル”天野川怜子に迫ったエピソードを披露した。

『ドーピングトーキング』に出演したひつじねいり・松村祥維【写真:(C)AbemaTV,Inc.】
『ドーピングトーキング』に出演したひつじねいり・松村祥維【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

粗品も調査していた実態にスタジオ騒然

 お笑いコンビ・霜降り明星の粗品がMCを務める「ABEMA」オリジナル番組『ドーピングトーキング』#2が6日、放送された。刺激的な体験をもとに芸人たちが語る“初出し”エピソードトークが展開される本番組。今回は、ひつじねいり・松村祥維が、SNS上で注目を集める“芸人コンサル”天野川怜子に迫ったエピソードを披露した。

『ドーピングトーキング』は、「日常では絶対に行くことがない場所」や「絶対に交わらない人」との接点を通じて、芸人たちが得た珠玉の体験談を語るスリリングなトークバラエティー。総勢40人を超える芸人が、“本番組のためだけ”に用意したエピソードを披露しており、「ABEMA」の番組で初MCを務める粗品が進行を担当している。

 #2では、奥田修二(ガクテンソク)、阪本(マユリカ)、中山功太、ヒコロヒー、松村祥維(ひつじねいり)の5人が登場。それぞれが独自の体験を語るなか、松村は「いきなりですが、天野川怜子って知っていますか?」と切り出し、SNS上で突如現れた謎の存在“芸人コンサル”の実態に迫った調査報告を展開した。

 天野川怜子は、2024年にXに突如出現し、「ツッコミとして素人」「お利口なだけ」など、芸人たちのネタや芸風を独自の視点で断定的に批評する投稿で注目を集めた存在。松村は「芸人がイラついているのは、本当に刺さっているから」とした上で、「どうしたら東京で売れるのか、逆にコンサルしてほしい!」と話し、約2か月に及ぶ調査を開始したという。

 唯一の手がかりである「NSCに2025年入学予定」というプロフィールをもとに、松村はNSCへ確認を取るが、「生徒は一般人なので非公開」と断られ、アカウントへのDMも未読のままで進展はなかったという。最終的には、自身のXで情報提供を募ることで思わぬ手がかりを得たと明かし、スタジオは一気にヒートアップ。

 話を聞いていた粗品も「俺なりのドーピングじゃないけど……俺もこの件が好きで、独自で調べててん」と語り、急きょ自らの“ドーピングトーク”を披露する場面も。独自調査により天野川怜子の“うそ”を特定したといい「承認欲求すごすぎて、いたすぎて、そういうことを言ってしまううそなのか、もう天野川怜子自体おらんのちゃうか」と語っていた。

 SNSから生まれたミステリアスな人物・天野川怜子をめぐるスタジオでの論争は、“都市伝説”のような余韻を残しながら幕を閉じた。

次のページへ (2/2) 【画像】今年2月に投稿はストップ 芸人コンサルを語る天野川怜子
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