大ヒット映画「ジョーカー」をダイアモンド☆ユカイがロック視点で分析
日本での上映から1か月が過ぎようとしているが、いまだ、上映ランキングトップに君臨するなど、快進撃が続いている映画「ジョーカー」。今回はタレントでミュージシャンのダイアモンド☆ユカイ(57)に“ロックの視点"から作品の魅力について語ってもらった。
創作映画と言い切るにはあまりにもリアリティ
日本での上映から1か月が過ぎようとしているが、いまだ、上映ランキングトップに君臨するなど、快進撃が続いている映画「ジョーカー」。今回はタレントでミュージシャンのダイアモンド☆ユカイ(57)に“ロックの視点”から作品の魅力について語ってもらった。
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「最初にこの映画を見たとき、これ本当に日本で受けるのかな? って思ったんだよね。かなり痛みのある、重たい映画だったから。だから日本でここまで話題になるとは思いもよらなかった」
ネットでは作品についての感想やコメントが飛び交っているが、彼と同じように「暗い」「重苦しい」といった意見が多いが、それと同じぐらい「もう一度みたい」「2回観ました」といったリピーターのコメントもたくさん見かけるようになってきた。これほどまでに人を惹きつける理由とは?ダイアモンド☆ユカイの見解を聞いてみた。
「作品自体、バッドマンのジョーカーが生まれるまでの創作映画じゃない? だけど、それだけじゃないリアリティを感じたんだ」
ダイアモンド☆ユカイはレッドウォーリアーズ全盛期の1988年に日米合作映画「TOKYOーPOP」で主役を演じた。その撮影で訪れたニューヨークの雰囲気とゴッサム・シティが妙にシンクロしたという。
「80年代に『TOKYOーPOP』という映画の撮影で初めてニューヨークに行ったんだけど、地下鉄は何が起こるかわからないくらい不気味だったし、裏通りを歩いていたら、細い路地の奥まで連れて行かれちゃって、何されるかわからない恐怖を感じたんですよ。だから『ジョーカー』を見たとき、自分が記憶しているニューヨークが蘇ってきてね。余計にリアリティを感じたんだろうね」