香川照之「ドラマではなかなか常務に返り咲けないが…」 新CMで常務に就任
俳優の香川照之が8日、都内で行われた東洋水産のカップ麺「MARUCHAN QTTA」商品リニューアル&新CM発表会に出席した。CMで商品の戦略担当常務に就任した香川は、「ドラマではなかなか常務に返り咲けないので、まずはこちらで」とドラマ「半沢直樹」の役柄を引き合いに出して笑わせた。
スーツはドラマだけ?「夏は普通のTシャツと短パンですよ」
俳優の香川照之が8日、都内で行われた東洋水産のカップ麺「MARUCHAN QTTA」商品リニューアル&新CM発表会に出席した。CMで商品の戦略担当常務に就任した香川は、「ドラマではなかなか常務に返り咲けないので、まずはこちらで」とドラマ「半沢直樹」の役柄を引き合いに出して笑わせた。
CMでは観客の前で商品の魅力を熱弁する男を演じた。撮影を振り返った香川は「撮影には4台のカメラが入っていまして、その4台のカメラを同時に回して、ほぼワンカットで撮りました。私はカメラ目線が大好きでございますので、すぐカメラ目線をしてしまうので、それを監督に注意されました」。
撮影での苦労したことについては、「セリフを覚えるのはなかなか大変でした。歌舞伎座に出ながら『半沢直樹』のセリフも覚えながら、QTTAも覚えるという感じでした」と明かした。
ドラマ「半沢直樹」での演技が話題となっている香川だが、ドラマなどの本番前に意識していることについて聞かれると「何ごとにも準備をちゃんとしていくことですね。ワンカット目からOKが出る準備をしていくのは僕としてやっていきたいこと。その上でみなさんにどれだけのプラスアルファを与えることができるのか。それが僕がキャスティングされた意義でありたいと思っています。どれくらいのプラスアルファを持ち帰っていただくのかを考えるのが、その日俳優がやらなくてはいけないことだと思っています」と語った。
私生活では新型コロナウイルス感染拡大による自粛期間中に、これまでやっていなかった自炊を始めたそうだが、「料理はやり出したら面白くてしょうがないですね。カレーが大好きなんですけど、カレーを作る前にたまねぎのみじん切りが好きですね。そのたまねぎを炒めている時間が心が落ち着くんですよ。炒めてどこまで寝かすのか、さらにカレー粉を入れるタイミングが難しくて、これは永遠のテーマですね。人によって違うじゃないですか。入れるタイミングによって風味が変わったりしますからね」と大好きなカレーについて熱弁した。
スーツを着ているイメージの香川は、普段の服装について「夏は普通のTシャツと短パンですよ。そういう質問ってアイドルの子に聞いて、プライベートが見えるというちょっとエッチ的な質問ですよ。僕にそんなことを聞いてどうするんですか。聞きたくないでしょう。54歳の独身でございますよ」と話し、会場を笑わせた。
なお、香川が出演する新CMは14日より放送が開始される。