【超RIZIN.4ベストバウト】朝倉未来―クレベルは2位、上回る1位は? ABEMAが途中経過トップ3を発表

格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」は27日、さいたまスーパーアリーナで“喧嘩三番勝負”を含む、全18試合が行われた。ファイターたちの熱戦、死闘、戦慄フィニッシュに集まった4万3965人が熱狂した。

朝倉未来(左)がクレベル・コイケに判定勝利【写真:山口比佐夫】
朝倉未来(左)がクレベル・コイケに判定勝利【写真:山口比佐夫】

格闘技ファンが投票、途中経過3位までが明らかに

 格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」は27日、さいたまスーパーアリーナで“喧嘩三番勝負”を含む、全18試合が行われた。ファイターたちの熱戦、死闘、戦慄フィニッシュに集まった4万3965人が熱狂した。

 PPVで全試合を中継したABEMAは、全試合終了後に格闘チャンネルの公式Xで「大会ベストバウト」の投票を開始。一夜明けた28日正午、途中経過を発表した。

 3位は第9試合。安藤達也がヤン・ジヨンから一本を奪ったバンタム級マッチ。1Rには両者の打撃が同時に当たり、ともにダウンという驚きの場面も。その後はやや劣勢だった安藤だったが、2Rに逆襲。飛び込みながらの左ストレートを直撃、さらにパンチを当て、最後は鮮やかなチョーク。ジヨンは失神し、口からは血が吹き出していた。

 衝撃的なフィニッシュだったが、喜びに浸る間もなく、安藤は即座にジヨンの足を持ち上げ、脳に血液を行き渡らせるための“応急処置”。このシーンも「これぞスポーツマンシップ」などと話題を呼んだ。

 2位はメインカード。朝倉未来がクレベル・コイケへのリベンジを果たした一戦が入った。クレベルの執拗なタックル、組み付きをしのぎ続け、パンチ、ヒジを当てた朝倉。「ミクルコール」が何度も起きる中、最後の最後まで作戦を遂行し、2-1の判定勝ち。4年前に失神一本負けを喫していた因縁の相手を倒し、フェザー級タイトル戦線に生き残った。試合後のマイクでは「やったぞ!」と感情を露わにしつつ、平本蓮に対しては「注射の仮病ニキはどこでなにしてるの? 一回列並び直せよ」といじるのも忘れなかった。

 そして1位は第13試合。YA-MAN―金原正徳戦だった。UFCでも戦った百戦錬磨の42歳・金原に対し、MMAキャリアわずか5戦目のYA-MAN。立って戦いたいYA-MANに対し、金原がタックルを仕掛け、何度もテイクダウンを奪う。金原ペースで試合が進んでいたかと思われたが、互いに疲労が蓄積する中での3R、タックルにきた金原を上から潰し、YA-MANがパンチを浴びせ、フラフラになった金原にパウンド連打。大逆転のレフェリーストップを呼び込んだ。勝ったYA-MANも疲労困憊でしばらく立ち上がれないほどの激闘だった。試合後、金原は家族をリングに上げ、現役引退を表明。YA-MANに対し「オレに勝ったんだから、上に行けよ」とエールを送った。

 果たして最終的にベストバウトに選ばれるのはどの試合か。ABEMA格闘チャンネルの公式Xで8月1日午後11時59分まで投票を受付中だ。

次のページへ (2/2) 【画像】「超RIZIN.4」ベストバウト3傑途中経過
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