水川あさみ、濱田岳に罵詈雑言!? “倦怠期の夫婦の営み”をコミカルに描く「喜劇 愛妻物語」
妻からは「『いや、愛してはない』と言われます(笑)」
――愛されているのでは?
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「『いや、愛してはない』と言われます(笑)。僕は、ものすごく感謝していますけども、『全然伝わってない』と。本当に伝わってないのか、恥ずかしいから、そう言っているのか……。ただ、セックスを拒否られることは少なくなったかもしれない(笑)」
――足立さんはもともと、監督志望だったんですか。
「監督志望でこの世界に入ったんですが、脚本家で売れた方が早く監督になれるだろう、と思ったんです。ちょうどクドカン(宮藤官九郎)が若くして、深夜ドラマで活躍し始めた頃で、この人みたいになりゃいいんじゃないか、と。先輩の助監督がデビューする時、27歳でシナリオライターとしてデビューできたので、このままいけちゃうんじゃないかと思ったのが運の尽きでした。そこから大変な目に遭うんです。今後も監督をしたいですが、そう簡単に仕事は来ないと思うので、自分で企画を立てて、売り込んでいかないと思っています」
□足立紳(あだち・しん)1972年生まれ、鳥取県出身。第1回「松田優作賞」受賞作「百円の恋」が2014年映画化され、第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。16年、「14の夜」で監督デビュー。そのほか、脚本作品は「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「こどもしょくどう」「嘘八百シリーズ」など多数。著書に「それでも俺は、妻としたい」「喜劇 愛妻物語」「弱虫日記」など。
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映画「喜劇 愛妻物語」の場面ショット