新津ちせ、家族の形を熱弁「概念が変わる」 10歳の大人顔負けコメントに濱田岳も恐縮
濱田岳、水川あさみ、新津ちせが3日、都内で行われた映画「喜劇 愛妻物語」の公開直前イベントに出席した。集まった報道陣を前にした水川は「この映画でこんなにフラッシュをたかれるとは……」と自虐気味に切り出したが、「この映画が大好き」と笑顔でアピールした。
撮影以外でも濱田と水川をそれぞれ「パパ」「ママ」と呼んでいたことを明かす
濱田岳、水川あさみ、新津ちせが3日、都内で行われた映画「喜劇 愛妻物語」の公開直前イベントに出席した。集まった報道陣を前にした水川は「この映画でこんなにフラッシュをたかれるとは……」と自虐気味に切り出したが、「この映画が大好き」と笑顔でアピールした。
うだつの上がらない脚本家の豪太を濱田が、豪太に罵声を浴びせながらも家計や子育てを支える不機嫌な妻・チカを水川がそれぞれ熱演。この日のイベントには夫婦の幼い娘のアキを演じた新津、足立紳監督も登壇した。
罵詈雑言を浴びせ、罵倒しあう夫婦の娘を演じた新津。「いつも暴言でやりあっているけど、2人は信頼し合っている。信頼しないと暴言を言えないし、信頼しているという意味で理想の夫婦だと思う」とコメント。撮影以外でも濱田と水川をそれぞれ「パパ」「ママ」と呼んでいたという新津に、濱田は「錯覚した」とデレデレ。水川も「撮影以外のところでの空気感を作ってくれた」と新津の振る舞いに感謝した。
締めの挨拶では新津が「夫婦とか親子って、形じゃなくって信頼が積み重なって初めて家族というもの。この映画を見たら、家族という概念が変わると思う。たくさんの方に見てほしい」と10歳にして大人顔負けの満点回答。濱田が「この後にコメントするのは……」とたじたじになる一幕もあった。
「百円の恋」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた足立紳が、自身の夫婦生活を赤裸々に語った自叙伝的小説を自ら監督・脚本を務めて映画化。いつまで経っても売れる見込みがない、年収50万円の脚本家・豪太と、そんな情けない夫に絶望している酒好きの妻・チカの結婚10年目にして倦怠期の真っ只中にいる夫婦の痛快な愛憎劇。9月11日新宿ピカデリー他全国ロードショー。