80歳になったハヤタ隊員・黒部進 ウルトラマン「気持ちは撮影の時の若いまま」

イベント「ウルトラ怪獣の誕生『ウルトラQ』から『ウルトラマン』へ」が4日、第32回東京国際映画祭が開催中の東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、「ウルトラQ」に出演し、「ウルトラマン」の科学特捜隊のハヤタ隊員役を演じた黒部進(80)とフジ・アキコ役の桜井浩子(73)が登壇した。

黒部進と桜井浩子はウルトラマンたちとスペシウム光線の決めポーズ
黒部進と桜井浩子はウルトラマンたちとスペシウム光線の決めポーズ

黒部進「撮影のことはほとんど覚えていない」…裏方の活躍に深く感謝

 イベント「ウルトラ怪獣の誕生『ウルトラQ』から『ウルトラマン』へ」が4日、第32回東京国際映画祭が開催中の東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、「ウルトラQ」に出演し、「ウルトラマン」の科学特捜隊のハヤタ隊員役を演じた黒部進(80)とフジ・アキコ役の桜井浩子(73)が登壇した。

 長く愛される大人気シリーズだが、当時のことはほとんど覚えていないという黒部。「撮影している時、怪獣は1度も観たことがない。オンエアの時間帯も忙しくしているし、完全な形で観たのはまれ」と話す黒部。一方の桜井は「『ウルトラQ』は白黒で、『ウルトラマン』でカラーになって、きれいなおねえさんという感じで扱っていただけた。(アラシ隊員役の)毒蝮三太夫よりは私の方が活躍したんじゃないかな」と言うと、黒部は「そんなことないよ」とアッサリ。ちなみに、2人の好きな怪獣は「バルタン星人」(黒部)、「ジャミラ」(桜井)だという。

ステージではウルトラマンによるアクション演技も
ステージではウルトラマンによるアクション演技も

 黒部は終始、正義の味方らしかぬ毒舌を放っていたが、「53年前の話ですけども、これだけ延々と続いている要素は成田亨さんデザイン力のおかげ。僕に感謝するよりも成田さんに感謝してもらいたい」。桜井も「スーツアクターの古谷敏さんが孤軍奮闘してくれたおかげです。今でも、よく3人で海外に呼んで頂いて、海外でも『ワー!』と言っていただくんです」と裏方の活躍に深く感謝していた。

 最後に、黒部は「53年も経ったのに、みなさんがこうして集まってくれるのは僕らにとって、喜びです。僕は80をとっくに越しているのですが、気持ちは撮影の時の若いまま。10年後、またこうしてお会いできたら、と思います。その時は杖と車いす、外出用のベッドを用意してください、寝ながら話をしようよ」とブラックユーモアを交えて挨拶。ウルトラマンとともにスペシウム光線を放つポーズで決めてくれた。

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