BreakingDown飯田将成「溝口さんは大嫌いです」 強い口調で拒絶した理由とは「顔も見たくない」
ABEMAは格闘技エンターテインメント「BreakingDown16」(大阪・おおきにアリーナ舞洲)を、ABEMA PPV(アベマ ペイパービュー)にて全試合生中継する。それに伴い、「ABEMA」格闘チャンネル公式YouTubeでは、大会のメインカードで“最強ラッパー”SATORUと対決する飯田将成の独占インタビューが公開された。

SATORU戦は「メリットがない試合」も受けた理由も明かす
ABEMAは格闘技エンターテインメント「BreakingDown16」(大阪・おおきにアリーナ舞洲)を、ABEMA PPV(アベマ ペイパービュー)にて全試合生中継する。それに伴い、「ABEMA」格闘チャンネル公式YouTubeでは、大会のメインカードで“最強ラッパー”SATORUと対決する飯田将成の独占インタビューが公開された。
約2年ぶりにBreakingDownのリングに戻り、因縁の相手との対戦に臨む飯田。復帰を決断するまでの背景について、「BreakingDownの9、10回あたりから“喧嘩自慢”とかが増え始めて、オーディションで殴り合いがなければ盛り上がらない、試合が組まれないという雰囲気になっていった。自分はそういうところに合ってないんじゃないかなって。これまでも相手をリスペクトしながら、しっかりトレーニングをして試合で魅せるというスタイルでやってきた。だからこそ、しばらく離れていた部分はあります。もう40歳ですからね、相手にはリスペクトを持って臨みたい」と語りました。
また、過去の対戦相手である啓之輔やパク・ウォンシクについてはリスペクトの気持ちを語る一方で、今回のSATORUに関しては「全くない。エンタメ枠でしかない」とバッサリ。自分にとって「メリットがない試合」としながらも、それでも再びリングに上がる理由は、“ファンの声”に背中を押されたからとし、「『もう一度、飯田の試合が見たい』『ぶっ飛ばしてほしい』『なめられたままで終わらないでほしい』といった声がすごく多かった。そうした声に応えたいという思いが一番大きかったです。派手にKOする姿を、もう一度見せたいと思っています」と意気込みを明かした。
また、今大会の出場にあたっては、「乱闘なし」を条件に運営と合意の上で参加を決めたと明かした。しかし、オーディション中にSATORUから頭突きされたことで、「SATORUにもムカついたし、運営にも腹が立った」として、その経緯も説明。さらに、「オーディションのあと、溝口さん(溝口勇児氏=BreakingDownCOO)にも『今日中にSATORUと話をつけなければ、自分は試合には出ない』とメールしたんです。でも、連絡が来たのは翌日の夕方。それに対して一人、間に入ってもらい、『ファイトマネーを渡す。そして溝口さんが未来チャンネルで謝罪する』という話で収めてほしいと言われた。そこまで誠意を見せてくれるなら、ファイトマネーはいらないし、謝ってくれるだけでいい、と伝えましたが、結局、未来チャンネルにも出ていないし、謝罪もなかった」と告白。続けて、飯田は「人としてどうなのか」と疑問を呈し、「溝口さんは大嫌いです。約束を守らないし、雑に扱われていると感じることも多かった」と強い口調で明かした。
そして、「溝口さんと戦いたいか?」という質問には、「まったく戦いたくない。顔も見たくない」「1000万円積まれてもやらない」と即答。自身の信念を貫き、「嫌いな人とは関わりたくない。初対面から印象は悪かったけど、それがそのままだった」と本音。最後に、「もし自分がSATORUレベルに負けるなら、それは引退レベル。彼が戻ってきて“やってやった”と語っても、覚悟の差は見せつけてやる」と静かに闘志を燃やした。
