シンガー・ソングライターの松山千春が5日、MBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』（午後10時）にメッセージを寄せ、1日に誕生日を迎えた同い年のメインパーソナリティー・明石家さんまを祝福した。

「さんま！　さんま！　さんまさん！　誕生日おめでとうございます、松山千春です」と自己紹介すると、さんまは予想外の人物に「うそっ」と驚いた。松山が「さんま、お前さあ、（今年から）『年齢不詳』って言ってるらしいじゃないか。バカじゃないか！」とあきれると、さんまは「やっぱり怒られた」と反応。それでも、松山は「お前、オレと同じ年なんだからさ、オレはすぐわかるけどさ、一応、お前が『年齢不詳にしてほしい』って言うならな、『さんまは年齢不詳なんだ』っていうふうにな、オレも周りに広げたいとは思ってるけどな」と考えを尊重するといい、さんまは「よろしくお願いします」と反応した。

「お前、相変わらずゴルフやってるわけ？　さんまとのゴルフはすごいぞ。いつまで、とにかくしゃべってんだ。『あの辺を狙って、どういう球で』とか言いながらな。勝手にばらばらばらしゃべってな。バーンッて打つべ。行ってる方向が全然違うんだよ。それでも『今、ああしたから、ああなってしまったんだ』（って）。もう最初から最後までしゃべるんだ。びっくりしたね、オレもね。いろんなゴルファーとオレもゴルフやってるけど、『さんまみたいなヤツはいないなあ』って、つくづく思うな」とプライベートのさんまの姿を暴露した。

　松山は「ラジオの中で一緒にしゃべってる皆さん、そして、お聞きの皆さん、さんまはこう見えて寂しがり屋なんですよ。だからこそ、みんなと会ったときには『わーわーわー』ってしゃべり出すんだけど、本当に性格のいい男だと思います」と持ち上げた。そして、「年齢不詳ですから、この先もどうなるかわかりませんが」と前置きすると、「さんま、みんなに楽しい番組をこれからも届けてもらいたいなと思います。やっぱり誕生日はおめでたいもんだよ。おめでとう！」と呼びかけた。さんまは笑いながら「ありがとうございます」と感謝した。

　最近の松山について、さんまは「体調壊しながらも頑張って、今年ツアーは完走しはった」と紹介。ゴルフで回ったときを思い返しつつ「うるさいな、お前は。バカだな、ほんとバカだな」と“千春節”のまねを連発した。さんまはスイング後の松山に「カツラ落ちましたで」と声をかけ、「バカだな、お前は。『見ろ！　カツラつけてねえだろう』」と返されるやりとりを何度も繰り返したという。

　コンサートに飛び入り出演してもらったり、曲も手掛けてもらったと同級生との親交を説明。「こうしてテープを録っていただいた。千春はこういうメッセージテープなんかはあんまりやる人じゃないけども、やっていただいてありがとうございます」とあいさつ。祝福メッセージについて、さんまは「今回は千春一本で？」と確認すると、「普通、2、3人（もらいに）行くんですけどね。今回は千春で手いっぱいになった？」と笑った。