役所広司が27時間ワイヤーに宙吊り!? 共演者が明かす「オーバー・エベレスト」

日本を代表する名優・役所広司(63)が主演する日中合作映画「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」(11月15 日公開)のワールドプレミアが11月3日、第32回東京国際映画祭が開催中の東京・六本木のTOHOシネマズ六本木で行われ、役所、プロデューサーのテレンス・チャン氏(70)、ユー・フェイ監督(41)、女優のチャン・ジンチュー(39)、俳優のリン・ボーホン(31)が出席した。

(左から)ユー・フェイ監督、チャン・ジンチュー、役所広司、リン・ボーホン、プロデューサーのテレンス・チャン氏
(左から)ユー・フェイ監督、チャン・ジンチュー、役所広司、リン・ボーホン、プロデューサーのテレンス・チャン氏

演技が素晴らしければ言葉の国境はない

 日本を代表する名優・役所広司(63)が主演する日中合作映画「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」(11月15 日公開)のワールドプレミアが11月3日、第32回東京国際映画祭が開催中の東京・六本木のTOHOシネマズ六本木で行われ、役所、プロデューサーのテレンス・チャン氏(70)、ユー・フェイ監督(41)、女優のチャン・ジンチュー(39)、俳優のリン・ボーホン(31)が出席した。

 本作は、標高8848m、氷点下83度という過酷な条件下の世界最高峰エベレストを舞台にしたエンターテインメント。「エベレストの鬼」と言われる日中ハーフ、ジャン隊長(役所)率いる遭難救助隊が、政治的な陰謀に巻き込まれていく……。「フェイス/オフ」「M:I‐2」「レッドクリフ」シリーズなど世界的大ヒット作を手掛ける名プロデューサー、チャン氏が製作を手掛け、モンブランを登頂、エベレストも完登した登山家、ユー・フェイ氏の監督デビュー作になる。

 ワイヤーアクションに初挑戦した役所は「けがもたくさんしました。ワイヤーにぶら下がって、ジンチューさんを助けるシーンでは、助けるどころか、あざだらけになってしまった」と言うと、ジンチューは「役所さんとのシーンは印象深いです。私たちは27時間ぶっ続けで撮り続けることがありました。監督は大胆で、恐れ知らずだと思いました。役所さんを27時間もワイヤーで吊るすことなんて、ほかの監督はできない」と明かした。

 北京語、広東語、英語、日本語が飛び交うという国際色豊かな現場だったが、役所は「コミュニケーションは難しかったけれど、最終的には乗り越えられた。撮影の前半にけがをしてスケジュールに迷惑をかけたのが申し訳なかった。それでも、みんながいたわってくれて、感謝しています」。ジンチューも「私は中国語、役所さんは日本語をしゃべっていたけれども、まったく問題なかった。演技が素晴らしかった時、言語は障害にはなりません。ワイヤーアクションでは役所さんは体中あざだらけになっていて、見た時は恐ろしかった。それでも、何も言わなかったので、感動しました」と話すなど出席者からは絶賛の声が続いた。

 最後に、役所は「たくさん褒められたので、うれしいです(笑)。ジンチューさんは『僕は文句を言わなかった』と言っていましたが、愚痴はたくさん日本語で言っていたので、わからなかったんだと思います(笑)。中国だけではなく、カナダの俳優もいて、みんなで力を合わせることができた。監督のデビュー作品に参加でき、映画祭に招待してくださり、感謝しています」と締めた。

 第32回東京国際映画祭は11月5日まで開催。

役所広司(左)とリン・ボーホン
役所広司(左)とリン・ボーホン

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