「カメ止め」上田慎一郎監督を輩出 “若手映像クリエイターの登竜門”の映画際が動画配信

「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020」は31日、オンライン記者発表を行い、国際コンペティション、国内コンペティションのノミネート作品全ラインナップを発表した。

「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020」オンライン記者発表の様子【写真:(C)SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020】
「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020」オンライン記者発表の様子【写真:(C)SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020】

「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020」オンライン記者発表

「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020」は31日、オンライン記者発表を行い、国際コンペティション、国内コンペティションのノミネート作品全ラインナップを発表した。

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 2004年に埼玉県川口市で始まった同映画祭は、国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門・短編部門)で構成されるコンペティション上映を中心にした映画祭。“若手映像クリエイターの登竜門”として毎年開催を重ね、これまでに「凪待ち」の白石和彌監督、「浅田家!」の中野量太監督、「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督、「岬の兄妹」の片山慎三監督など日本映画界をけん引する監督や、新作を心待ちにされる監督を多数輩出してきた。

 17回目を迎える今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止および来場者、関係者の安全確保のため、9月26日から10日4日までの9日間、初めてとなるオンライン配信で開催となった。コンペティション部門全24作品は、動画配信サイト「シネマディスカバリーズ」で配信される。

 映画祭初の試みについて、同映画祭実行委員会会長で埼玉県知事の大野元裕氏は、「本映画祭のファンを広げる機会となることを願っている。期間中は、ノミネート作品24本をいつでも視聴いただける。皆様の投票で決まる『観客賞』もあるので、若手クリエイターの熱い思いが込められた作品を、是非ご覧いただきたい」とコメントしている。

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