芸歴21年目のギャラ事情にスタジオ騒然 後輩にご飯を奢れず…フルポン村上「腹の減ってないフリをしてる」

ABEMAが22日、お笑いコンビ・千鳥がMCを務めるレギュラー番組『チャンスの時間』(日曜午後11時)#318を放送。芸人がもらうべきギャランティの適正価格を審査する特別企画「芸人ギャランティ見直し審査会」を実施した。

『チャンスの時間』に出演したフルーツポンチの村上健志【写真:(C)AbemaTV, Inc.】
『チャンスの時間』に出演したフルーツポンチの村上健志【写真:(C)AbemaTV, Inc.】

ABEMA『チャンスの時間』で「芸人ギャランティ見直し審査会」実施

 ABEMAが22日、お笑いコンビ・千鳥がMCを務めるレギュラー番組『チャンスの時間』(日曜午後11時)#318を放送。芸人がもらうべきギャランティの適正価格を審査する特別企画「芸人ギャランティ見直し審査会」を実施した。

 審査員の大悟、お笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之、カーネーションの吉田結衣が、ギャラに不満を持つ芸人たちの訴えを聞き、公正中立な立場で適正価格を鑑定。お笑いコンビ・フルーツポンチの村上健志、カゲヤマ、サスペンダーズ、さや香、お笑いトリオ・トンツカタンの森本晋太郎、ピン芸人・お見送り芸人しんいちの6組が“依頼人”として参加。報酬に納得できなかった仕事の内容を明かし、本人評価額としてギャラの見直しを訴えた。

 番組終盤、芸歴21年目、フルーツポンチの村上が明かした“劇場ギャラ”には、後輩芸人さえも驚愕……最後の依頼人としてスタジオに登場するやいなや「待ちすぎて立ちくらみが……」とよろめき、笑いと心配を誘った村上。「今21年目なんですけど1度もギャラ交渉していない」と語り、「それでも出番がもらえるならと思っていたら、ここ最近みんなのギャラがいいらしいと聞いて……」と不安を打ち明けた。

 さらに「先輩にはなっちゃってるので、何ステかあると合間に飯とか行く」「奢らないわけにはいかないってなるんで、基本的に腹の減ってないフリをしてる」と告白し、笑いを誘った。

 そして、そんな村上が本人評価額「1万円」と書いたフリップを掲げると芸人一同が驚愕。

 ノブは思わず「1万円よりもらってないということですね?」と確認し、大悟も「1回も上げてないなら最低額やろ?」と困惑した。その後、「吉本の芸歴とかの感覚で(適正価格を)1回入れていい?」「リアルな額で」という大悟を筆頭に審査員たちは協議を始めるが……。

 まさかの鑑定結果「5000円」にノブも「これは安いですよ」と声を上げるが、最終的には「正直、これぐらいのギャラならちょうどいただいているんで。適正価格で出てたなと……」と納得した村上。スタジオ爆笑の中、ノブは「ちょっと弱ってる」と村上を支え、大悟も「とにかくレバー食べよう」と励ましの言葉をかけていた。

次のページへ (2/2) 【写真】告げられた“適正ギャラ”に何とも言えない表情を見せたフルポン村上
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