――大和田ものまねの効果もあってか、お芝居の仕事が増えているとお聞きしました。

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「香川さんという、俳優として高スペックな人のものまねをしているので、僕が俳優もできると思い込んで、みなさん騙されているんですよ(笑)大和田役として『せやねん』のパロディーVTRに出演して、今は舞台の稽古をしていて、あとは亀梨(和也)くんが主演の映画『事故物件 恐い間取り』にも出演します。今までは芝居に興味はなかったのですが、コロナの自粛期間があり、やらせてもらえるなら何でもやろう！　というスタンスになりました」

――芸人としての活動はいかがでしょうか。

「9月13日に、1人で漫談をする「漫団超」というライブを10年ぶりにやろうと思っています」

――安田大サーカスは来年で20周年を迎えます。トリオでの活動は、何か考えていますか。

「気づいていなかったです、20年もやってるのか(笑)。意識していませんでしたが、節目なので何かやりたいですね。ただ、来年にこだわらず、コロナが収束して落ち着いたら、全国ツアーをやりたいと考えています」

――最近は個人での活動が増えていますが、3人そろった安田大サーカスさんを見られるのは楽しみです。

「3人がそろってるぞ！　と思っていただけるように、今は各々頑張るしかありませんね。ずっと3人でやって来て、東京に来た当時は一緒に住んでいたくらいなんで、何か月か会わないくらいは大丈夫だと思っています」

□団長安田 (だんちょう・やすだ)1974年4月26日、兵庫県西宮市生まれ。本名：安田裕己。小学校1年からサッカーを始め、鳥取城北高校体育コースへ進学。高校卒業後の96年、「松竹芸能タレントスクール」入り。01年、HIROとクロちゃんと3人で「安田大サーカス」結成。“団長安田”として活動を始めた。ドラマ「半沢直樹」で香川照之が演じる大和田暁のものまねが大きな話題となる。また、28日から公開となった亀梨和也主演映画「事故物件 恐い間取り」(中田秀夫監督)に出演している。