「半沢直樹」ブームで絶好調 安田大サーカス・団長が語る“大和田ものまねの極意”
ものまねの“きっかけ”は香川照之と自撮りでツーショット
――そもそも、香川さんのものまねをするようになったきっかけというのは。
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「『半沢直樹』が放送される、ずっと前に、香川さんとお会いする機会があり、顔が似ているという話になりました。自撮りでツーショットを撮ったら、似てるなー! となって。その後、香川さんが市川中車を襲名された時に、『市川中車でございます』と真似をしたのが最初の香川さんものまねです」
――香川さんから公認を得ているとお聞きしましたが、新シリーズが始まって何か話はされましたか。
「TBSの『オールスター感謝祭』でのものまねが話題になって電話をしたら、香川さんに『どんどんやってください!』と言っていただきました。新シーズンが始まるので、7年ぶりに電話をしたんですが、電話番号が変わっていました。今度、お中元を贈ろうと思ってます(笑)」
――毎回、SNSで新ネタを公開していますが、大和田ものまねはどのように作り上げられているのでしょうか。
「スマホで自分の顔を撮影して、スマホ越しにテレビで香川さんの演技を観ています。そうやって、自分の顔を香川さんに寄せていく感じです。音を消して顔だけ真似をしたり、それにアテレコしたり。今シリーズも名言が多いので、やりがいがあります」
――前シリーズでは大和田の土下座シーンが大きな話題となりましたが、今シリーズでも大和田の土下座はあると思いますか。第6話の放送を終え、政府に情報を流している裏切り者は、大和田なのか、紀本平八常務(段田安則)なのか、注目が集まっています。
「僕は大和田が裏切り者とは思えないんですよね。あのまま大和田が裏切り者やったら意外性がないというか。『半沢直樹』というドラマはそのまま行くと思えません。あれはフリだと思っています」
――いち「半沢直樹」のファンとしては、作品のどんなところがお好きですか。
「悪者が人を困らせ、視聴者はそれに腹が立って、最終的にヒーローがやっつけて、視聴率はすがすがしい気持ちになる。『仮面ライダー』『ウルトラマン』のような、子供の頃から好きなパターンですよね」
――団長さんの「半沢直樹」の楽しみ方を教えてください。
「僕は剣道で分かり合えるシーンが笑っちゃうんですよ。森山雅弘(賀来賢人)は半沢直樹(堺雅人)の後輩だけど、飯に誘っても来てくれない。(第1話で)傘で剣道のようにやりあった後、半沢『飯行くか?』、森山『はい!』ってなりましたけど、なんでやねん! って(笑)ツッコミどころがありますよね」