「半沢直樹」ブームで絶好調 安田大サーカス・団長が語る“大和田ものまねの極意”
高視聴率を連発するTBS系ドラマ「半沢直樹」(毎週日曜、午後9時~)では、毎回登場人物の“名言”が話題となっている。中でも香川照之演じる、東京中央銀行取締役・大和田暁は「お・し・ま・い・です!」「死んでも嫌だね!」など、数々のパワーワードを残している。そんな大和田のものまねをYouTubeでリアルタイム配信し、次々に新ネタを誕生させているのが、お笑いトリオ「安田大サーカス」の団長安田(46)だ。前シリーズの土下座シーンを完全再現し、香川から公認を得ている団長は、どのようにして新ネタを誕生させているのか。独占インタビューで、“大和田ものまねの極意”に迫った。
新シリーズ印象深いセリフは「恩返しです!」「お・し・ま・い・です!」
高視聴率を連発するTBS系ドラマ「半沢直樹」(毎週日曜、午後9時~)では、毎回登場人物の“名言”が話題となっている。中でも香川照之演じる、東京中央銀行取締役・大和田暁は「お・し・ま・い・です!」「死んでも嫌だね!」など、数々のパワーワードを残している。そんな大和田のものまねをYouTubeでリアルタイム配信し、次々に新ネタを誕生させているのが、お笑いトリオ「安田大サーカス」の団長安田(46)だ。前シリーズの土下座シーンを完全再現し、香川から公認を得ている団長は、どのようにして新ネタを誕生させているのか。独占インタビューで、“大和田ものまねの極意”に迫った。
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――「半沢直樹」新シーズンの放送が始まった際は、どんなお気持ちでしたか。
「新型コロナウイルスの影響で放送開始が延期になり、ドラマ自体が無くなるんじゃないか……、なんて噂も流れましたが、いよいよ始まるとなった時は本当にうれしかったです。新シリーズの放送に合わせて、スーツを新調しましたし、東京中央銀行のバッジをメルカリで買いました」
――大和田暁は今シリーズの原作に登場しませんが、ドラマには取締役として登場しています。
「大和田があまり出てこないのでは……、と心配しましたが、いきなり『施されたら施し返す、恩返しです!』でキター! となって、『お・し・ま・い・です!』『死んでも嫌だね!』があり、こないだは『沈没!』があって、もうホームランバッターですね」
――そんなセリフのホームランの中で、特に好きなのはどのセリフですか。
「特に印象に残っているのは、『施されたら施し返す、恩返しです!』ですね。今まで大和田は、悪い言葉が多いイメージがありました。『やれるもんならやってみな!』『0を倍にしても、100倍にしても、答えは0です、半沢くん』、マイナスなイメージの言葉が多かったのが、こんなありがたい言葉を大和田の口から聞けるとは思っていませんでした」
――ものまねをする立場として、大きな収穫だったのではないでしょうか。
「プラスの意味で使える言葉が出てきたのは大きいですね。ほかにも、『お・し・ま・い・です!』は、番組で振られた時に締められる言葉なんでありがたいです」
――ドラマの放送時間にはYouTubeでドラマ実況「大和田取締役リアルタイムものまね」を配信していますが、手応えはどう感じていますか。
「今までYouTubeでは自転車の100日連続配信をして、毎日10キロ走って募金を集めたりしたんですが、再生回数は5000回いけば多い方でした。リアルタイムものまねは、2万回超えることもあるんで、自転車の100日間なんやったんやろうって(笑)」
――大和田に扮して、メディアに出演する機会も増えました。
「毎週土曜日、『せやねん』(MBS毎日放送)に大和田の格好で出させてもらっていて、『チャント!』(CBCテレビ)も『半沢直樹』が終わるまで、準レギュラーとして番宣で出演します。僕がSNSにあげたものまねをワイドショーで取り上げていただいて、観るのが一方的だったのが、遠からず近からず『半沢直樹』という作品に関われていることがうれしいです」