お笑い芸人の三又又三が、7日配信の『ABEMAエンタメ』の密着企画「NO MAKE」に出演。不動産会社で働く現在の仕事ぶりが明かされた。

　58歳にして、千葉県船橋市にある不動産会社に勤務している三又。ポロシャツにスラックス姿で出勤すると、「（働き始めて）もう1年半以上になりますね」「初めてパソコンを触りました」と話し、眼鏡をかけて出勤後のメールチェックから業務をスタートさせていた。

　週5回、フルタイムで勤務しているという三又。数々の芸人仲間に借金をして、“クズ芸人”とも呼ばれていたが、その仕事ぶりについて同僚は「おごってくれるんですよ、あの三又さんが」と驚きをもって語られ、「三又さん中華が好きなんですけど、ラーメンとチャーハンを“シェア”でおごってくれます（笑）」とその真相が明かされた。

　また、別の同僚からは「パソコンのキーボードを触って、指だけ動いてボタンを押していない。そこから5分たったらタバコ吸う。タバコ吸い終わって、パソコンに向き合ってるフリをしてまたタバコを吸う」「すぐキレる」と不真面目ぶりも証言される一方で、支店長は「いるだけで雰囲気はなごやかになりますね」と語った。

　三又を雇い入れた社長は「ずっとは座ってないですね。座ると寝ちゃうので」と仕事中の居眠りシーンに言及。それでも「これ（しゃべり）がすごいんで、お客さんとの（距離が）近づくレベルは早いですね」と説明。「お金はいっぱい貸してますよ。でも一番のムードメーカーなので」と芸人ならではの強みを明かした。

　現在の三又に、視聴者からは「元気そう」「ちゃんと顰蹙買ってるの笑ったw」「芸能界は大変だな」「58歳からでも人間変われるんだ」「すぐキレるは笑う」などの声が上がっていた。