EXILE TETSUYAが27日、自身が監修し、文部科学省選定作品として認定を受けた映像教材「中学校の現代的なリズムのダンス授業 ～レクチャームービー～」の完成発表会をオンラインで行った。

　TETSUYAは「僕のダンサー人生の中でも、ベストアルバムができたような気持ちになる作品になりました。文科省に認定されるかわからなくて、(認定の)通知が事務所に届き、スタッフと喜びを分かち合えたあの瞬間は最高でした」と振り返った。

　中学校のダンス教育の現状と問題点、その解決策について、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科で研究したTETSUYA。18年3月、修士論文「必修化以降の中学校における現代的リズムのダンス授業の現状と処方箋」を発表し修士課程を修了している。

　今回は、この修士論文に基づき、中学校でダンス授業が必修化される中で、指導する教員の困難さの解消や効果的な指導法を研究。生徒にとって授業がわかりやすく、教員のニーズに寄り添った新しい授業デザインを提案した教材になっている。

　TETSUYAは「中学生以上のダンススキルがすごく高い国だね、と言われるような未来になったらうれしいなと思います。今後、テクノロジーが進んで、VRが使えるようになったら、僕が対面して教えられるようになるのかなと。そういうところにもチャレンジしていけたらいいなと思っています」と今後の抱負を語った。

　教材の中のダンス授業には、「EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE」の佐藤大樹、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の小森隼、中務裕太も参加している。