JT、加熱式たばこ新デバイス「Ploom AURA」発表 新ブランド「EVO」も…シェア拡大に意欲
日本たばこ産業(JT)が27日、都内でJT RRP事業戦略・新商品発表会を開催。加熱式たばこブランド「Ploom」において、新型デバイス「Ploom AURA」(プルーム・オーラ)と同社日本市場初となる加熱式たばこ専用スティックブランド「EVO」(エボ)を発表した。

15年ぶりの新ブランドとなる加熱式たばこ専用スティック「EVO」
日本たばこ産業(JT)が27日、都内でJT RRP事業戦略・新商品発表会を開催。加熱式たばこブランド「Ploom」において、新型デバイス「Ploom AURA」(プルーム・オーラ)と同社日本市場初となる加熱式たばこ専用スティックブランド「EVO」(エボ)を発表した。
同発表会には筒井岳彦氏(JT インターナショナル RRP エグゼクティブ・バイス・プレジデント)、ナターシャ・ミロセビッチ氏(JT インターナショナル マーケティング&セールス シニア・バイス・プレジデント)、山口顕氏(JT 日本マーケット RRP プロダクト&ブランド ディレクター)が登壇。新型デバイスや事業計画について語った。
「Ploom AURA」は「スタンダードモード」に加え、喫煙可能時間や1回の充電で吸える本数が異なる「ストロングモード」「ロングモード」「エコモード」といった全4種のモードを搭載。ミロセビッチ氏は「単なる商品ではなく『体験』。コンパクトでエレガントなデザインに加え、実用性も兼ね備えています」と説明し、山口氏は「『味わい』の面で多くのお客さまに支持されると確信しています」とアピールした。

7月1日から全国のコンビニエンスストア等で販売開始
また、同社にとって「ゼロスタイル・ミント」(2010年発売)以来15年ぶりの新ブランドとなるたばこスティック「EVO」について山口氏は、従来デバイスとの互換性があることに触れつつ「『Ploom AURA』に最適化されて作られている」と明かした。
さらに、同社は「Ploom AURA」の投入により、国内における加熱式たばこ市場の活性化、「Ploom」ブランド単体でシェア3位から2位へのランクアップ(競合ブランドにIQOS、glo)、海外マーケティングの促進を目指すとした。
「Ploom AURA」は全4色で価格は2980円、「EVO」は550円(ともに税込み)で全3種のフレーバーが登場する。いずれも27日より「CLUB JT」オンラインショップ、「Ploom Shop」など一部チャネルで先行販売が開始しており、7月1日からは全国のコンビニエンスストアやたばこ販売店等でも取り扱いがスタートする。
※RRP=加熱式たばこや電子たばこなど喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品のこと
