LINE株式会社のエンターテイメント事業推進室室長の上遠野大輔氏(42)は、80年代に小学生でちょうど“ビックリマン世代”にあたる。上遠野氏は「当時、ビックリマンを楽しんでいた人はもちろん、アイドルや漫画とのコラボで、ビックリマンを知った世代もいます。その点では、幅広い層の人に楽しんでもらえると期待しています」と語る。

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　LINE担当者にはビックリマン世代もいれば、全盛期を知らない若手社員もいる。ただし、ビックリマンの魅力はどの世代であっても変わらず、取材や制作する現場では話が盛り上がり、それぞれに熱い思いを持っていることがわかった。今回のデジタルでの展開にあたり、キャラクターの動画化のほかにも、さらに力を入れたことがある。

「カードの流通数に加え、自分が何番目に買ったカードか、いつ購入したのか、買った人のユーザー名などがカード情報に記載されています。そうした付加価値も、楽しめるポイントのひとつだと思っています」(佐々木氏)

　ロッテ広報部に改めて、「ビックリマン」の魅力について聞いてみた。

「人をビックリさせることにこだわったブランドなので、何が当たるかわからないドキドキ感が最大の魅力です」

　あの時のときめきを再現できるのか。デジタル版「ビックリマン」から目が離せない。

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