【ズバリ!近況】「SHOOTING STAR」八反安未果が語る、夫と娘との幸せな生活にたどり着くまで

180度開脚のアラベスク! 完璧!!【写真撮影:KOICHI IMABAYASHI】
180度開脚のアラベスク! 完璧!!【写真撮影:KOICHI IMABAYASHI】

「芸能人だからって飲食店を甘く見てんだろ」と言われたカフェ経営

 芸能以外の仕事もしていました。10年前から9年間、食品輸入・販売と飲食店経営の会社を経営していました。芸能事務所との契約が給料制から歩合制になったので、「わ、これは大変! 食べていけない」って(笑)。何か始めなければいけなくなったんです。

 やるなら自分で商売をやろう、と会社を起ち上げ、ハワイ公演で出会ったマラサダドーナツがメインのカフェを、一時は豊洲、原宿、横浜2店の計4店舗を経営し、全国の催事にも出店していました。

 デパートの研修に参加して接客やレジ打ちを学び、経営については実業家の友人に教えてもらいました。人任せに絶対にしたくなくて、開店当初、店頭に立っていたら、お客様から面と向かって「芸能人だからって飲食店を甘く見てんだろ」と言われました。悔しかったですけど、かえって闘志がわきました(笑)。私はこれで生きていくんだ、って腹をくくっていましたから。

 その後も営業や仕入れ、精算などをこなしながら、お店に毎日立ち続けていました。寝る時間も満足にとれないし、初めの数年は本当に大変で、家に帰ると毎日のように泣いていました(笑)。でも、接客は大好きでしたね。ちゃんと黒字経営でしたよ。何事も必死でがんばればどうにかなるんですね。お店に関してはやりきった感があります。なので、結婚を機に卒業かな、と思って社員の方にお譲りしました。

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