既婚者にとっての結婚の決め手…3位「尊敬できる」2位「価値観が合う」を上回る1位は?

ABEMAオリジナル結婚決断リアリティーショー『さよならプロポーズ via スペイン』は22日午後9時から放送開始する。

結婚決断リアリティーショー『さよならプロポーズ via スペイン』が22日から放送開始される【写真:(C)AbemaTV,Inc.】
結婚決断リアリティーショー『さよならプロポーズ via スペイン』が22日から放送開始される【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

ABEMA『さよならプロポーズ via スペイン』は22日放送開始

 ABEMAオリジナル結婚決断リアリティーショー『さよならプロポーズ via スペイン』は22日午後9時から放送開始する。

 本作は、お付き合いをしながらもなかなか結婚に踏み切れない2組のカップルが、7日間の海外旅行を経て、最終日に“結婚”か“別れ”のどちらかを必ず決断しなければならない、結婚リアリティーショー。シーズン4となる『さよならプロポーズ via スペイン』では、アパレル店員として勤務する26歳の年下彼氏・ケイゴと、アイブロウサロンを経営する29歳彼女・ヤワラ、さらに結婚願望ナシの43歳で会社経営者の年上彼氏・タカミツと、30歳を前に結婚を意識する29歳彼女・タマミの2組のカップルが、情熱の国・スペインの旅へ出発。スタジオには前シーズンに引き続き、さや香・新山とヒコロヒー、藤本美貴が出演。さらに今シーズンのスタジオ見届け人として、新たに俳優の桜田通と、元乃木坂46の松村沙友理さんの出演が決定している。

 放送開始に先立ち、番組では20代から50代の男女を対象に、結婚に関するアンケート調査を実施。結婚の決め手や不安、「事実婚」「婚前契約」など新たな結婚の形への印象などリアルな意見が明らかとなった。

調査サマリー

・既婚者が結婚を決意した最も大きな決め手は、1位「居心地の良さ」、2位「価値観が合う」、3位「尊敬できる」

・既婚者のうち、結婚を決意したときに不安があったのは28.6%。「この人でいいのか、後悔しないか」という声が最多。

・既婚者のうち、結婚を決意したときに「仕事・キャリア」に関する不安を感じたのは31.4%。「経済面」「出産・育児によるキャリア中断・変更」への不安の声が多数。

・既婚者と未婚者ともに、結婚後も仕事を続けたい人の割合が95%。「経済面での自立」「仕事を通した成長、社会との接点を感じたい」という声が多数。

・未婚者のうち、将来「事実婚」を望む人の割合は9%。「苗字を変えたくない」「手続きが面倒」という女性の声あり。

・既婚者のうち、「婚前契約」を締結した人の割合は8.6%。同棲開始時に住居のすみ分け、結婚の期限を決める人が多数。

結婚の決め手No.1は「居心地の良さ」

 既婚者のうち、現在のパートナーとの結婚を決意した最も大きな決め手は、1位「居心地の良さ」、2位「価値観が合う」、3位「尊敬できる」という結果に。一方で、結婚を決意したときに不安があったと回答したのは28.6%で、「この人でいいのか、後悔しないか」という不安があったという声が多く寄せられた。さらに「仕事・キャリア」に関する不安を感じたのは31.4%で、「経済面」「出産・育児によるキャリア中断・変更」への不安の声が多数集まった。そんな中で、既婚者と未婚者ともに結婚後も仕事を続けたいと考えている人の割合は95%を超えており、その理由として「経済面での自立」「仕事を通した成長、社会との接点を感じたい」が多く挙げられた。結婚するタイミングで不安を抱えながらも、仕事が人生における「成長、社会的存在意義」という大きな役割を担っていることが伺える。

 未婚者のうち、将来「事実婚」を望む人の割合は9%。「苗字を変えたくない」「手続きが面倒」という女性の声が寄せられた。また既婚者のうち事実婚を選択している2.8%の中には「苗字問題で揉めたから」という選択理由が挙げられた。さらに法律婚を選択している人の中には「自分の旧姓が好きだから(事実婚が良かった)」という意見も寄せられており、現代の結婚において“苗字”がカギを握るケースがあることが伺える。そして、事実婚に対するイメージとしては「日本ではまだメジャーではない」「(法律婚のほうが)心理的安全性がありそう」「メリットを感じない」「責任がなさそう」という印象が集まり、選択的夫婦別氏制度など新たな結婚の形へのさらなる理解が必要とされているようだ。

 既婚者のうち、結婚前に夫婦間で結婚生活のルールや、離婚時の財産分与などを事前に決める「婚前契約」を締結した人の割合は8.6%。同棲を始めるタイミングで結んだ声が多く、「住居のすみ分け」「結婚の期限を決めた」という意見が寄せられた。割合としては少なく、まだ国内において一般的には広まっていないことが伺える。

 今回の調査では、「事実婚」「婚前契約」といった新たな結婚に関するスタイルがまだ浸透しきっていない事実が明らかになった一方で、「結婚、仕事などそれぞれにおいてこうありたい」という個人の意思を尊重した選択肢が広がってきていることが伺える結果となった。

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