「天気の子」「進撃の巨人」「ドロヘドロ」制作裏側を公開!アニスタで触れる“秘密”

アニメ業界の舞台裏を体感できるーー。「東京アニメセンター in DNPプラザ」で、2日からアニメファン感謝イベント&リクルートイベント「アニメスタジオミーティングvol.2」(アニスタ)が開催される。国民的ヒットを記録した「君の名は。」や「進撃の巨人」といった人気アニメの制作スタジオが参加し、“制作の現場”を展示。世界に誇れる日本アニメの今を知ることができそうだ。

「コミックス・ウェーブ・フィルム」は新海ワールド全開 (C)2016「君の名は。」製作委員会  (C)2019「天気の子」製作委員会
「コミックス・ウェーブ・フィルム」は新海ワールド全開 (C)2016「君の名は。」製作委員会  (C)2019「天気の子」製作委員会

「東京アニメセンター in DNPプラザ」でアニメ業界結集の新機軸イベント

 アニメ業界の舞台裏を体感できるーー。「東京アニメセンター in DNPプラザ」で、2日からアニメファン感謝イベント&リクルートイベント「アニメスタジオミーティングvol.2」(アニスタ)が開催される。国民的ヒットを記録した「君の名は。」や「進撃の巨人」といった人気アニメの制作スタジオが参加し、“制作の現場”を展示。世界に誇れる日本アニメの今を知ることができそうだ。

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 イベントは2日から12月8日までの期間で開催。「WIT STUDIO」「MAPPA」「CloverWorks」「コミックス・ウェーブ・フィルム」「GLLIZRY」の4スタジオ5ブランドが参加する。アニメ業界を志す人に向けて、アニメの制作フローや、美術・CGI・音響などの分野での「キャリアパス」をパネルで紹介。貴重な複製原画や絵コンテ、設定資料を展示するだけでなく、スタジオの有名制作者のインタビュー動画も公開されており、幅広いファンが楽しめる内容だ。

「天気の子」の巨大パネル  (C)2019「天気の子」製作委員会
「天気の子」の巨大パネル (C)2019「天気の子」製作委員会

 展示会場に足を踏み入れると、最初に紹介されているのが、「コミックス・ウェーブ・フィルム」。のっけから“新海ワールド”が全開となっている。「君の名は。」の瀧と三葉、「天気の子」の陽菜と帆高の作画・絵コンテを見ることができる。新海誠監督が実際に描いたものもあるという。「天気の子」巨大パネルの精細な描写に圧倒される。

「ドロヘドロ」の資料も披露  (C)2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会
「ドロヘドロ」の資料も披露 (C)2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会

「CloverWorks」のコーナーは、公開中の「空の青さを知る人よ」でキャラクターデザイン・総作画監督を務める田中将賀氏による原画などを公開。見ごたえたっぷりだ。

「MAPPA」では、2020年1月から放送予定の「ドロヘドロ」や「うちタマ?!~うちのタマ知りませんか?~」の貴重な資料が惜しげもなく披露されている。

「WIT STUDIO」は「進撃の巨人」「鋼鉄城のカバネリ」の総監督を務める荒木哲郎氏の直筆の制作資料を初公開。スタッフに向けた「巨人表現 四つの掟」など、アニメーター志望者にとってはタメになる貴重な資料ばかりだ。

「進撃の巨人」の舞台裏も公開 (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
「進撃の巨人」の舞台裏も公開 (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

 アニメ業界や作品の知識を学べるクイズ企画も充実している。また、会期ラストの12月7日、8日には、会社説明会やスタッフ陣が集うトークショーを実施予定。参加申し込みは同センターのHPで告知される。

 フォトスポットは、「うちタマ?!」や「天気の子」のパネル、アニメーター用のデスクセットなどが設置されており、1階のカフェではアニメ談義に花を咲かすことができそうだ。

次のページへ (2/2) “最強”アニメのフォトスポットは豪華絢爛
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