「i-新聞記者ドキュメント-」ワールドプレミアに籠池夫妻、伊藤詩織さん

「i-新聞記者ドキュメント-」(森達也監督)が1日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木で開催中の第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門でワールドプレミア上映され、Q&Aで森達也監督(63)、製作の河村光庸氏(70)が登壇した。

登壇した森達也監督(左)と河村光庸氏
登壇した森達也監督(左)と河村光庸氏

東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で上映

「i-新聞記者ドキュメント-」(森達也監督)が1日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木で開催中の第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門でワールドプレミア上映され、Q&Aで森達也監督(63)、製作の河村光庸氏(70)が登壇した。

 同作はシム・ウンギョン&松坂桃李が出演し、今年大ヒットした「新聞記者」(藤井道人監督)のプロデューサー、河村光庸氏が製作。「A」や「FAKE」の森達也監督が、東京新聞社会部記者・望月衣塑子氏の姿を通して、日本の報道の問題点に迫るドキュメンタリー。森監督は「最初、ドラマ版とドキュメンタリー版の両方できないかと言われたが、いろいろあって降板した」と明かした。

 映画では、辺野古基地移転問題を始め、森友学園問題、加計学園問題など官邸の関与が疑われた事件を取り上げている。会場には森友学園の前理事長・籠池泰典被告(66)と妻・諄子被告(62)、フリージャーナリストの伊藤詩織さんの姿もあり、紹介されると、拍手を浴びていた。

 河村氏は「この映画は誰かを攻撃しようとするものではない。映画で取り上げているのは官邸の問題ではなく、私たちの問題。今、世の中は同調圧力、忖度(そんたく)で動いていることがあり、“敵”には実態がない。安倍政権もそういうものなんだと思う。(2つの映画は)新聞を読まない人をターゲットにしている。新聞が売れなくなると同時に、政治離れが進んでいる。マスコミに頑張って欲しいというエールです」と話していた。

 映画は11月15日から東京・新宿ピカデリーほかで全国ロードショー。公開規模は全国55館で、ドキュメンタリー映画としては異例の拡大公開となる。

次のページへ (2/2) 会場には籠池夫妻の姿も
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