俳優の石田純一が18日、ABEMA『しくじり先生 俺みたいになるな!!』（金曜午後11時10分）に出演。コロナ禍で味わったどん底を振り返った。

　石田はコロナ禍での沖縄来訪で大炎上し、その後は「渋谷で女性をホテルに連れ込み」との誤報。スポンサーに謝罪すべくセッティングした会食後は、ベロベロで麻布十番を歩く姿を週刊誌にすっぱ抜かれた。

　この影響で、石田はレギュラー番組が終了し、CMも降板。元プロゴルファーである妻の仕事もなくなり、妻からは「あなたのせいで、ママ友の間でも肩身が狭い。家でじっとしていて」などと懇願されたという。

　その指示通り、石田は家でおとなしくしていたものの、政府はコロナ禍の施策として「Go To トラベル」をスタート。プロ野球は3か月遅れで開幕し、ディズニーランド＆シーも入園者数制限付きで営業を再開した。

　石田は「世の中が動き出しているのに、僕だけ止まっていられない」と考え、妻の忠告を無視して、「お世話になっている九州地方の社長に会いに行く」ことを決断。2グループの会食を1日にまとめたという。

　麻布十番での大炎上は、これと同じく1日で2回の会食だった。そんなこともあり、石田は1グループ目で「もうやめましょう」と提案したものの、セッティングしてくれた方からは「ちょっと待ってください。これは仕事なんで、来てもらわないと困る」との返答。しかたなく参加したところ、週刊誌に「福岡でシャンパン一気飲み＆美女お持ち帰り」との記事が出てしまったそうだ。

　石田は「食事会（の情報）が漏れていたんですね」と告げ、「一気飲みもしてないし、美女もお持ち帰りしてない」と説明。「そもそも美女もいなかった」との失礼コメントで「昭和すぎる！」と共演者たちから総ツッコミを受けた一方、その報道後はスポンサーNGで俳優オファーゼロ、ほぼ無収入生活へと陥り、葉山の別荘、ゴルフ会員権、車、代官山の自宅などを売却したことを明かした。