さかなクン、東北は「心のふるさと」 子どもたちに“命の大切さ”伝える特別授業

NHK総合は23日、「さかなクン いのちの授業SP ギョ苦楽! 東北の海へ」(午前10時5分~、1都6県のみ29日同時間)を放送する。

さかなクンが子どもたちに「オンライン授業」
さかなクンが子どもたちに「オンライン授業」

23日に全国放送、1都6県のみ29日に放送される

 NHK総合は23日、「さかなクン いのちの授業SP ギョ苦楽! 東北の海へ」(午前10時5分~、1都6県のみ29日同時間)を放送する。

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 魚類学者のさかなクンは、東日本大震災をきっかけに子どもたちを応援したいと地元の学校等を回り、個性あふれる魚たちの暮らしや海を守る人々の活動を楽しく紹介しながら「命の大切さ」を伝えてきた。

 しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で各地を回ることができないため、全国の子どもたちが参加できる「オンライン授業」を開催。東北の豊かな海や希少な生き物たちの姿を、美しい映像とともに紹介する。

 子どもたちからは、魚の生態、おいしい食べ方、環境問題など、さかなクンもビックリの質問が続出。東北の“お魚博士”たちと一緒に、子どもたちの疑問にとことん答えていく。

 震災10年目の夏に送る特別授業。さまざまな困難を乗り越えてきた東北の人々と、海の生き物たちを通して、命の輝きを感じることのできる番組となっている。語りは山寺宏一が務める。

 さかなクンは「今年は、東日本大震災から10年目の年になります。東北で大きな地震が発生し、津波によってたくさんの方々が被害に遭われました。東北は、以前からお魚の調査に参加させていただいたり、各地の学校を訪れてお話をさせていただいたり、たくさんの方々にお世話になり、さかなクンにとって『心のふるさと』のような大切な場所です。今回の授業では、東北のお魚の魅力や、復興に向けて頑張っていらっしゃるおひとりおひとりの皆さまをギョ紹介させていただきますので、ぜひとも皆さま、楽しく授業をギョ一緒してください!」と話した。

次のページへ (2/2) 【写真】オンラインでの「いのちの授業」の実際の様子
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