コロナ禍で移住への関心は高まる? 「住んでみたい地域ランキング」を発表
株式会社エイチーム引越し侍は17日、同社が運営する引っ越しの見積もり比較サイト「引越し侍」の利用者を対象に実施した「住んでみたい地域」に関するアンケート結果を発表した。
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株式会社エイチーム引越し侍は17日、同社が運営する引っ越しの見積もり比較サイト「引越し侍」の利用者を対象に実施した「住んでみたい地域」に関するアンケート結果を発表した。
アンケートは全国を調査対象に、6~7月にインターネットで実施。4084人のサンプル数を得た。
新型コロナウイルスの感染拡大で、全国的にリモートワークが普及。特に都会から地方に移住する人が増えている。
アンケートでは「地方への移住に興味があるか」と質問、「興味がある」「今回の引越しで移住する」など、移住に対して前向きな回答は3割弱にのぼった。
また、東京都を除く46道府県で、「移住するとしたらどこに住みたいか」と質問。上位の結果は以下の通りとなった。
1位:沖縄県 561人
2位:北海道 360人
3位:神奈川県 300人
4位:福岡県 252人
5位:大阪府 195人
沖縄には「自然が豊かだから」、「海が近いから」、北海道には「自然が豊かだから」「食べ物が美味しいから」、神奈川には「都会にもアクセスしやすい」などの声があった。
なお、住んでみたい移住先を選んだ理由を調査したところ、「自然豊かでのびのびと暮らせそう」(937人)「都市部に近く不便がなさそう」(702人)「観光地などが多く楽しそう」(340人)「特産品が多く食べ物が美味しそうだから」(308人)「自分や家族の実家・地元だから」(232人)という順に多かった。
今後、在宅勤務やリモートワークが長期化すれば、さらに柔軟な働き方が定着する可能性もあり、人々の“住む場所を選ぶ基準”も変わっていくかもしれない。