現役東大院生で中国出身の芸人、“1年”で日本語マスターした勉強法「単語を覚えようとしたこともなく…」

稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人によるABEMA番組『ななにー 地下ABEMA』の9日放送回に、現役東大院生で中国出身の女性ピン芸人・いぜんが登場した。

『ななにー 地下ABEMA』にピン芸人・いぜんが登場【写真:(C)AbemaTV,Inc.】
『ななにー 地下ABEMA』にピン芸人・いぜんが登場【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

『ななにー 地下ABEMA』に出演

 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人によるABEMA番組『ななにー 地下ABEMA』の9日放送回に、現役東大院生で中国出身の女性ピン芸人・いぜんが登場した。

 同回では『なぜその仕事を選んだの?東大なのに◯◯さん大集合SP!』と題し、東京大出身でありながら一風変わった職業に就いた人々が集結。いぜんのほか、競馬ライターの鈴木ユウヤ、弁護士兼プロレスラーの竜剛馬、高学歴アイドルグループ・学歴の暴力のなつぴなつなど、個性豊かなメンバーが登場し、東大を卒業・修了しながらも現在の職業を選んだ理由に迫った。

 現在、東京大大学院修士課程2年生で、核融合を研究しているといういぜんは、「中国で嵐が出演している番組をいっぱい見ていて、そこで森三中さんやハリセンボンさんのようにコンビ、トリオで活躍している女芸人は、中国では1人もいないから驚いた。めちゃくちゃクールな松潤(松本潤)さんでも奥歯が見えるくらい大爆笑していて『カッケーな、私もそうなりたいな』と思った」と芸人を目指した経緯を語った。

 また、日本でお笑い芸人として活動するためのビザ取得が難しいことから、「日本の留学ビザを取るには東大しかねーだろと思った」と、東京大に進学した理由も説明。これにはスタジオも驚きの声を上げた。

 さらに、「来日1年目で日本語がまったく話せないままNSC(吉本総合芸能学院)の面接にエントリーし、当日、面接の列に並んだんですよ。『お笑い業界ってこんなに人気あるんだな』と思いながら2時間ほど並んでいたら、実は隣の二郎系ラーメンの列だった」という衝撃のエピソードを披露し、スタジオの笑いを誘った。

 また、番組では、来日6年目にも関わらず日本語が流ちょうないぜんさんに、語学を覚えるコツについて質問。すると、「留学生がよく50音覚えるのが大変だったといって、単語帳にいっぱい書いたりしてるんですけど、私は単語帳も持ってないし、単語を覚えようとしたこともなくて『嵐にしやがれ』を1年分見たら自然に日本語はある程度できた」と、独自の学習法を明かした。

 これを聞いたキャイ~ン・天野ひろゆきが「王子(香取さん)もドラマの台本を覚えるのがすごく速いんだよね。それって言語能力が高いってこと?」と尋ねると、いぜんは「東大に行けよ!」とまさかの返しを披露し、スタジオは爆笑の渦に包まれた。

次のページへ (2/2) 【写真】現役東大院生で中国出身の女性ピン芸人のセーラー服ショット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください