『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』がついに完結 ひろゆきが節約していた理由が明らかに

ABEMA『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』の#20が2日、放送された。ひろゆきが俳優の東出昌大と別れた後、番組資金を使わずに過ごしていた理由が明らかになった。

『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』の#20が放送された【写真:(C)AbemaTV,Inc.】
『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』の#20が放送された【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

総移動距離8221km総移動時間約128時間

 ABEMA『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』の#20が2日、放送された。ひろゆきが俳優の東出昌大と別れた後、番組資金を使わずに過ごしていた理由が明らかになった。

 同番組は、俳優の東出と実業家の西村博之氏(以下、ひろゆき)が、移動手段はローカル路線バスやヒッチハイクなどの基本陸路のみというルールの中、2人で南米横断を目指すドキュメンタリーバラエティー。

 南米横断旅の完結となる2日放送回では、“遮るものが何もない大西洋の海辺に立つ”という南米旅のゴールを目指し、ブラジル南部に位置する都市・クリチバから、この旅最後の長距離バスで約12時間かけて大西洋近くの街・オソリオに到着。ここまでゴールの場所を明言せずに来たひろゆきは、南米旅最後の夜、旅に同行する豊川ディレクターから「なぜその場所をゴールにしたのか」と問われ、「シリーズ1のスタート地点へ戻る」とだけ答えた。

 そして翌日、南米旅29日目にして最後の日、海岸沿いの街・トラマンダイを目指して一行は早朝からバスターミナルへ。バスを待つ間、現金で持っていた旅の資金を豊川ディレクターに渡したひろゆきは、そのほかの残金440ドル(約6万3800円)を、能登半島地震の義援金として日本赤十字社に寄付したと明かす。今回の南米旅出発直前に被災した能登がずっと気がかりだったひろゆき。東出が離脱してからの数日、ひたすらお金を使わずに過ごしてきたひろゆきの行動の理由がここで明らかになった。

 その後、トラマンダイでバスを乗り換えたひろゆきは、目的地を目指して海岸沿いをひたすら歩く。道中“南米旅で一番印象に残っていること”を聞かれたひろゆきは、ウユニ塩湖での出来事を回想。15年前に初めてウユニ塩湖に来たとき、旅の直前で父が亡くなりウユニを見せられなかったことを悔いている東出に「『15年後また誰かと来るのでは?』と話した」と振り返る。

「東出さんが『人生で一番感動した景色』がウユニ塩湖。(父になった)東出さんが人生で一番感動したこの景色を誰かに見せたいけど、それがいつになるやら」と、東出との思い出に思いを馳せた。

 そして、ようやくたどり着いたひろゆきが「シリーズ1のスタート地点へ戻る」とゴールに定めた場所には一面に広がる砂丘が。「昔アフリカ・アメリカ大陸がひとつだったとき、2億年前パンゲア大陸がバコっと分かれて、ナミブ砂漠と今の場所ができた」「砂の質が同じはず。地質学的には同じ」と、シーズン1のスタート地点ナミブ砂漠とかつてつながっていた場所をゴールにしたかったと明かした。

 無事ゴールに着いたひろゆきは、東出から借りたままだったナイフを地面に突き刺し、「無駄な達成感を感じました」と笑顔に。総移動距離8221キロ、総移動時間約128時間をかけて南米横断の旅を無事達成し「地球が、大陸がひとつだった頃にナミビアのナミブ砂漠とさっき行った砂丘が同じところだった。“スタート地点に戻る”っていうので、地球って不思議な感じを分かっていただけたらいい」と旅を締めくくり、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』はついに完結を迎えた。

 一方、日本に帰国した東出はロストバゲージで手荷物全てを紛失するという事態に見舞われていたことが判明。東出は「ウユニ塩湖でいっぱい塩を詰めてきたから、なんだこの白いのはって薬物と疑われてるのかも」と苦笑し、帰路についていた。

次のページへ (2/2) 【写真】東出から借りパク状態になっていたナイフを地面に突き刺すひろゆき
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