「自分ってこんなにモテるんだ」元AKB48・宮崎美穂が語る卒業後の恋愛「いろんな場に足を運んだり」
ABEMA新作恋愛リアリティーショー『ラブパワーキングダム~恋愛強者選挙~』が19日から放送されている。No.1モテ男&モテ女を決定する同番組に出演する元AKB48の宮崎美穂に番組や恋愛について話を聞いた。

ABEMA『ラブパワーキングダム~恋愛強者選挙~』に出演
ABEMA新作恋愛リアリティーショー『ラブパワーキングダム~恋愛強者選挙~』が19日から放送されている。No.1モテ男&モテ女を決定する同番組に出演する元AKB48の宮崎美穂に番組や恋愛について話を聞いた。(取材・文=島田将斗)
同番組はモテることに自信を持つ16人の男女が、異国の地・トルコでハイクラスな恋の駆け引きを繰り広げながら、No.1モテ男&モテ女を決定する恋愛リアリティーショー(以下、恋リア)。番組では、参加者の“モテランキング”が常時発表され、最もモテる者とモテない者が一目瞭然となるシステムを採用。自信に満ちた強者たちのプライドが崩れ去る瞬間や、本気の恋が生まれる過程がリアルに描かれる。
――恋リアへどんなイメージを持っていましたか。
「私元々、恋リアのファンで。いろんな作品を視聴して元メンバーたちと集まってあーだこーだ言う、みたいなぐらい本当に好きで。出演している側の知り合いもいたので、いろんな話を聞きながら『リアルなんだな』とか感じてました」
――出演オファーが届いたときの心境を教えてください。
「びっくりしました。本当にずっと見る側で。言ったらサバイバルオーディション番組も好きだし恋リアも好きだし。まさか自分が出る側に行くと思ったらうれしい気持ちと不安な気持ちと『できるかな?』って気持ちがあったりしました」
――どんな不安だったのでしょうか。
「今回って恋リア×サバイバル。言ったら私は恋愛禁止って言われているグループに在籍していましたので、いままで自分の恋愛をオープンにしたことがなかったんですよ。自分がいままでファンの人に見せてこなかった一面というか、新しい自分を公にするっていう部分でちょっと不安でしたよね。
AKB48時代がどちらかと言うと元気でバラエティーが好きでみたいなイメージを持たれる方が大半だと思う。でも今回はモテがコンセプトじゃないですか。みゃおとモテが結びつかないみたいな方がたくさんいると思うのでちょっとそこを注目してほしいと思います」
――出演は意外でした。
「『みゃおって恋愛したことあるの?』って思う人もいると思う。これで“みゃおって恋愛してるんだ”とか新しい魅力として感じ取ってもらえたら一番いいですね」

あざとい女子は苦手「自然体で媚びない恋愛スタイルを貫いてきました」
――2022年にAKB48を卒業されました。その後はどのような出会いがあったのでしょうか。
「卒業以降に関しては本当に普通で。関係者の方がいたり、友達同士で飲みにいったり、いろんな場に足を運んだりしましたね。いままでは女子校にいたイメージだったのが、卒業してフラットに自分の将来を見据えてお付き合いを考えられたりとかしたので『自分ってこんなにモテるんだ』っていうのをそこで実感した感じがあります。自信につながりましたね」
――あざとい女子がはやっています。宮崎さんはどんなタイプなのでしょうか。
「どちらかと言うとあざとい女子が嫌いなタイプ。自然体で媚びない恋愛スタイルを貫いてきました。そういう女性って多いと思うんですよ。こびるっていうよりはサバサバしてて、男性の方を引っ張るタイプのモテ。等身大だけどなにか気になるみたいな。そういうのを武器にできたらいいと思って。それが番組のなかで見えていたらいいなと思いますね」
――AKB48時代から思っていることを言えるタイプでしたよね。
「はい(笑)。それがいいのか悪いのかは分からないけど、女性が男性にあざとくリアクションするだけのモテもあるし、逆もしかりで言いたいことを言って気を遣わない女性がモテるっていうのもある。この番組は本当にいろんなモテがあるなっていうのはやっていて実感したところではあります」
――コミュニケーション能力を売りにしているとお聞きしました。
「AKB48時代はバラエティー要素の多いコミュニケーションの取り方をしていてどちらかというとモテには程遠いような感じでしたね。笑いが欲しいとかみんなに笑顔であってもらいたいっていうことが多かったです。
卒業してからは男性と話す機会が多くなったし、30歳を過ぎてから周囲が結婚していくなかでどういう女性が男性にとって守りたいとか付き合いたいになるんだろうって勉強したところもあります。結構人のことを見るのがうまいなと思っていて、それは卒業をしてからいろいろな人と話すなかで取得した力なのかなと思っています」
――出演者たちの仲が良いともうかがいました。
「女性陣は女性陣でめっちゃ仲が良いんです。ただ(放送は)めっちゃバチバチなんで! いまは終わったから仲が良いんですけど、やってる最中は結構バチバチ。だまし合いなので、カメラが回ってるところだけじゃなくて移動中もずっとみんな考えて移動してたので(笑)。ロケ始まった最初の頃はすごいワイワイしてたんですけど、誰もしゃべらない時もありました。たまにしゃべってる人がいるなって思うとスタッフさんだったみたいな」
――今回の番組で宮崎さんはどう輝きを放っていったのでしょうか。
「この番組は『恋愛強者選挙』ってサブタイトルついているんですよ。選挙はねぇ、お世話になってきているイベントでもあるので、選挙って聞くと血が騒ぎますよね。最初は正直、『みんな強ぇな』ってひよったんですよ。『やめようかな』ぐらいの気持ちだったんですけど、ゲームが始まると『負けたくねぇ』に変わったんですよね。
いままでの人生で脱落するとか放出されるってことが何度もありました。やってる最中は『悔いないし、いいや!』って思ってても落ちた後は必ず『もっとこうすればよかった』ってなるタイプ。失うものもないし全部見せて『ダメだったらしょうがない』って感じで気持ちを切り替えたところがあったので、そこは放送で分かると思います」
