リクルート社「顔採用」にマチアプ8000人マッチ YouTuberえびじゃ・ひろやす、受験は「コスパのいい努力」
チャンネル登録者数・66万人超のYouTuber「えびじゃ」のメンバーである森山弘康がABEMAの恋愛リアリティーショー『ラブパワーキングダム~恋愛強者選挙~』(19日から放送)に出演している。慶応大卒、大手企業に“顔採用”された経験のある森山に番組やモテ伝説の真相について話を聞いた。
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ABEMA『ラブパワーキングダム~恋愛強者選挙~』に出演
チャンネル登録者数・66万人超のYouTuber「えびじゃ」のメンバーである森山弘康がABEMAの恋愛リアリティーショー『ラブパワーキングダム~恋愛強者選挙~』(19日から放送)に出演している。慶応大卒、大手企業に“顔採用”された経験のある森山に番組やモテ伝説の真相について話を聞いた。(取材・文=島田将斗)
同番組はモデルや俳優、アナウンサーなどさまざまな経歴のモテることに自信を持つ16人の男女が、ハイクラスな恋の駆け引きを繰り広げながら、No.1モテ男&モテ女を決定する恋愛リアリティーショー。番組内では、参加者の“モテランキング”が常時発表され、最もモテる者とモテない者が一目瞭然となるシステムを採用。自信に満ちた強者たちのプライドが崩れ去る瞬間や、本気の恋が生まれる過程がリアルに描かれる。
――恋愛リアリティーショーにどんなイメージを持たれていましたか。
「視聴者として見ていて、言い方はよくないかもしれないですけど、社会実験みたいな感じ。“こういう人たちをこういうシチュエーションで集めたらどうなるのか”はシンプルに興味があったし少し怖い気持ちもあったけど、楽しそうだなってイメージは持っていました」
――今回の番組への参加は森山さんのキャリアにとってどんなものですか。
「YouTubeの活動を始めてから一番人目に触れるタイミングかなと思っています。恋愛リアリティーショーなので共同生活の経験を含め、自分の活動に今後どういう変化があるのか、楽しみな部分ではありますよね」
――YouTubeはまさに“モテ”を取り扱っているジャンルだと思います。そういう方から恋リア出演男性はどう見えていましたか。
「やっぱりいち視聴者として見てる限りだと、もっとこうした方がいいのになってありました。逆に『めっちゃカッコいい』って思う部分もあったので、反面教師にもしていたし勉強にもなっていました」
――森山さんから見てどんな男性がカッコいいのでしょうか。
「筋が通ってる人がかっこいいなって思います。一貫してその主張がしっかりしてるとかブレてないなっていう人をやっぱ男らしいとかかっこいいと思ったりするかもしれないです」
――今回の番組の他の男性参加者への印象を聞かせてください。
「最初の方とか特にやっぱり顔を合わせて『かっこいいな』とか、『背高いな』とか『仲良くできるかな』みたいな不安を感じた部分はあったんですけど、みんな中身がいい人たちばっかりで、もう2日目ぐらいからかなり仲良くなってましたね」
――ライバル意識はあまりなかったですか。
「モテキングを目指してるっていう各々の目標がありつつも、僕は共同生活の仲間っていうのが前提としてあったので仲良くはしたい。相手を利用するとかなく、お互いベストを尽くそうっていう関係がいいと思ってました。男子校出身なので男性と仲良くなるのは得意かなと」
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マチアプ8000人マッチ伝説にも言及
――マッチングアプリ8000人マッチ伝説について教えてください。
「YouTubeを始めるくらいのタイミングでTinderをやっていたんです。僕が一番最初に出た動画って“Tinderのプロフをこうしたらうまくいく”っていう動画でした。そのときに話していたのが、旅行ちゅうのシチュエーションで笑顔の写真を撮るとか、あざとくペットを抱きかかえてる写真を撮るとか一発で好感度の高い写真を意識していたのと、文書は簡潔に自分の長所を嫌味なくっていうのを意識していましたね。とりあえず右スワイプしてマッチをするっていうのを繰り返し。当時はYouTubeの企画でマッチした人にあるメッセージを送る企画をやっていたので母数が必要だったのもありますね(笑)」
――他にも“リクルート顔採用”という伝説もお聞きしました。
「リクルート社の最終面接をした役員の方がいるんですけど、その方が別の社員さんに“顔採用”とおっしゃってたっていうのを僕が聞いたという話です。最終面接で僕も緊張しながら一生懸命にしゃべっていたんですけど、面接を担当してくれた役員さんが人事の社員さんに『顔がかっこよかったよね』というフィードバックしか来なかったっていう。それを聞いて僕は『顔採用なんだ』と(笑)。ちょっとショックも受けましたね」
――高学歴でイケメンっていうのは何をやってもモテると思いますか。
「僕は学歴を大して重視してこなかったんですけど、学歴で恩恵を受ける場面は多かったなと思いますね。学生のころとかも合コンしてたんですけど『慶応』て言ったらモテるとか明らかにありました。そこで言うと僕は受験生の視聴者によく言うんです。『分かりやすい肩書きをもらえるのはコスパのいい努力だから受験頑張れ』って。
実際学歴がいいから優秀なわけではないので本質ではないとは思います。それだけで魅力的というわけではないんですけど、人から見られるときに慶応卒っていうバッジがあると最初のイメージが良くなるってことはあると思うので、1年の勉強でそれを勝ち取れるなら絶対に勝ち取った方がいいと思いますね。実際視聴者のなかにも、それでいい大学に入った子もいるので響いているとは思いますね」
――プライベートではどんな恋愛をしてきたのでしょうか。
「YouTubeで彼女ができたときも別れたときも公表していた元カノがいるんですけど、そのときは結構大恋愛だったかなと思いますね。『このまま行ったらこの子と結婚する』って考えてたし、同棲みたいな生活を送ったし実家にも連れていってました。でも僕も特殊な仕事をしているので女性と絡むことだったりとかセクハラみたいなことをしなければいけないキャラでもあったので彼女曰くそれが“耐えられなかった”と。それが理由でお別れしたんですけど、僕は最後まで好きだったので、結構引きずりましたね」
――森山さんから見た今回の番組の見どころは何でしょうか。
「本当に男性も女性も『モテてきただろうな』って人が集まっちゃってる。結構テクニックの巣窟というか、あらゆるテクニックが駆使されているなと思う。僕も視聴者目線でオンエアを見て勉強しようかなと思うくらい恋愛強者の技術を盗める番組だと思います。そこが魅力です(笑)」
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