議員宿舎に「見知らぬ女」 宮崎謙介氏が明かすセキュリティー感覚「鍵をかけずに出入りする人も多い」
元衆院議員の宮崎謙介氏(44)が2日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、岩屋毅外務大臣が住む衆院赤坂議員宿舎の自室に「見知らぬ女」が侵入していたという週刊誌報道の詳細について明かした。
「ABEMA的ニュースショー」に出演
元衆院議員の宮崎謙介氏(44)が2日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、岩屋毅外務大臣が住む衆院赤坂議員宿舎の自室に「見知らぬ女」が侵入していたという週刊誌報道の詳細について明かした。
岩屋外相が23日にトランプ米大統領の就任式から帰国後に起きたこの騒動。1月30日に「デイリー新潮」が報じたところによると、面識のない女性が無施錠だった外相の議員宿舎に侵入。帰宅した外相と鉢合わせになったという。同日、外相は事実関係を認め「すぐにお帰りいただいた。警察当局あるいは宿舎の管理会社の方に警備を強化してもらいたいと申し上げた」と述べた。
これを受け「見知らぬ女」という関連ワードがXで上位を独占。SNS上では、「何かどうなっているの? 何一つ理解できない。不審者なの?」という声や、愛人やハニートラップである可能性を疑う声が上がっていた。
コメントを求められた宮崎氏は「(女性が)青山宿舎に行って、スタッフだと言って入ろうとしたら、『先生は青山ではなく赤坂です』と言われたようです。そこで青山宿舎から赤坂宿舎に(警備)スタッフ同士で『今から行きます』と言っていたので、ちゃんとした人が来ると赤坂宿舎側がとらえてしまったようです」と、自身が入手した情報を明かした。
また、外相がなぜ無施錠だったのかについては「実際に鍵をかけずに出入りする人も多いんですよ。セキュリティーがバッチリだから。他の議員も住んでいるので、変なことはしないだろうという前提があるようです」と背景を明かす。自身も衆院議員時代、宿舎の施錠については「かけずに出かけていたこともあった」という。
普段は鍵をかけていないのに、かかっていることに岩屋外相が驚いているところへ、部屋から女性が鍵を開けて出てきたというこの騒動。宮崎氏は「女性の目的ははっきりしませんが、話をして、すぐに帰ってもらったとのことです。警察沙汰に本当はすべきだったんだろうけど」と、騒動のてん末を明かした。
さまざまな偶然が重なって起きた「レアな事故」だったと宮崎氏は指摘したが、セキュリティーの甘さや議員宿舎の管理体制に問題があることが浮き彫りになった。