元タレント・中居正広氏と20代女性との「性的トラブル報道」を巡り、フジテレビは27日、東京・台場の同局で、「やり直し会見」を行った。開始から4時間がった頃、フジテレビ社会部記者が質問する場面もあった。

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　フジテレビ記者は「女性のプライバシーを盾にされていますが、情報を隠ぺいしているのではとも思ってします」「A編成幹部は社長と懇意にしてたと聞いています。守りたいとか、隠したいという気持ちはありませんでした」と切り込んだ。

　しかし、港氏は「Aが関与しているのではないかという話を知ったのは、昨年夏以降に聞きましたので、そういう（守る）要素はありませんでした。女性の心身を考えないといけない時期もありました」と説明した上で、「人権意識が低かった。反省しています」と補足した。

　そして、系列の関西テレビの記者も質問。「1回目の会見は、当初は1月21日に記者会見の予定と聞いていました。17日に前倒しになった理由は」と聞くと、港浩一社長は「早くやらなければ、ということで17日になりました」と説明。しかし、当日が阪神・淡路大震災発生から30年の日だったことで「（会見の）話題を小さくしようとしたのでは」と追及すると、遠藤龍之介副会長は淡々と「そういうことはございません」と否定した。