瀬戸内から世界へ―新生STU48“アイドル戦国時代”の中で見据える次なるビジョン
先輩としての成長、2期生の突き上げ…キャプテン岡田が期待する“融合"
STU48は国内6番目のAKB48姉妹グループとして2017年3月に誕生。今年4月にAKB48グループ史上初の試みとなった船上劇場「STU48号」が完成し、普段は瀬戸内7県の港を行き来しながら公演を行う独自のスタイルで活動してきた。11月からは初の全国ツアーに挑むなか、第2期生が加わった新体制のビジョンは――。
キャプテンの岡田は「たくさんのアイドルさんがいるなかで、これから先、STU48がたくさんの人に愛されるためには、きっとこの新しい25名のみんなの力が必要になってくると思います。1期生は初めて先輩になるので、先輩として成長していってほしいし、(2期生の)みんなにもどんどんくらいついていってもらって、遠慮なくガツガツ積極的にアピールして、成長して、戦力になってもらえたらいいなと思います」と新たな個性の注入を歓迎する。
第2期生合格者たちからは、「世界」という言葉も聞かれた。最終審査のファン投票で5005票を獲得して1位に輝いた小島愛子(21)は、「ファンの方々、家族、友達、みなさんが協力してくださったので、これからの活動を通して恩返しをしていけたらなと思っています。STU48を全国のみならず、世界中に魅力を伝えていけるように、一生懸命力を合わせて頑張っていきたいです」とコメント。アピールのスピーチで得意の英語を披露していた3位の工藤理子(17)も、「私の語学力を生かして、STU48を世界中に広めていきたいと思っています」と決意を明かした。
第1期生の中心メンバーである福田朱里(20)は、オーディションイベント中に「今後STU48はどうなっていくのか」と問われると、「進化しかないですね」と力強く語った。“エース”の瀧野も、ライブパートで人気曲『夢力』を披露する際、「私たちはみなさんに夢を与えるもの(仕事)だと思っています。いつもみなさん(との時間)からたくさんの夢をもらっています。私たちは夢が叶った子もいれば、まだ夢を追いかけている子もいたり、そして今から夢を追いかけて2期生が入ってきます。その私たちに夢と力をください」とファンに呼びかけている。
夢を追いかけ、次なるステージに進む新生STU48から目が離せない。