青学大・原晋監督、大相撲でゲスト解説 メイン解説は元関脇・嘉風の中村親方が担当
大相撲初場所11日目が22日、東京・両国国技館で行われる。箱根駅伝で2年連続8度目の総合優勝を飾った青山学院大の原晋監督が、ABEMA『大相撲 LIVE 初場所』幕内の取組みのゲスト解説として出演することが21日に発表された。
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22日に大相撲初場所11日目が両国国技館で開催
大相撲初場所11日目が22日、東京・両国国技館で行われる。箱根駅伝で2年連続8度目の総合優勝を飾った青山学院大の原晋監督が、ABEMA『大相撲 LIVE 初場所』幕内の取組みのゲスト解説として出演することが21日に発表された。
原監督はゲスト解説で登場。メイン解説は元関脇・嘉風の中村親方が務める。
原監督は「青山学院大就任後、人生の中で最も嬉しかった瞬間、悔しかった対戦、ターニングポイントになった大会について、「最も嬉しかった瞬間は、第85回箱根駅伝予選会で、チームが33年ぶりに箱根駅伝の出場を決めたアナウンスが聞こえた瞬間です。監督に就任し、1からチームを作り上げた努力が報われた大会であり、大学駅伝に挑む扉が開いた瞬間でした」と振り返った。
一方、「最も悔しかった」瞬間については第95回箱根駅伝を挙げた。「この大会では5連覇を目指し、出雲駅伝、全日本大学駅伝で優勝するなど万全の布陣で臨みました。優勝への自信があっただけに、敗北した時の悔しさは大きく、今でも忘れられません」。このようにコメントしている。
また、「もし1から相撲部屋を立ち上げ、力士を指導するとなった場合、どのようなトレーニング法を実践してみたいですか」との問いには、「まずは5年以内に日本人横綱を育てることを目標に掲げます」と語り、言葉を続けている。
「そのためにまず必要なのはスカウト活動。特に、陸上競技のハンマー投げや砲丸投げの選手など、体格や筋力に優れた人材を積極的に勧誘します。稽古方法については、従来の相撲の稽古を基本としつつ、フィジカルトレーナーと協力し、体幹トレーニングを強化します。また、力士たちを体重や体格ごとにグループ分けして稽古を行い、それぞれの特徴や能力に合わせた練習を徹底します。さらに、部屋の土俵を最低3つ以上作り、多くの稽古が同時に進められる環境を整備など相撲に集中できる体制を整えます」
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