4人組バンド、OKAMOTO’Sのハマ・オカモトが17日深夜、父のダウンタウン・浜田雅功がレギュラーを務めるMBSラジオ『ごぶごぶラジオ』（金曜深夜0時30分）に出演。昨年に続いて開催される番組発の音楽フェス『ごぶごぶフェスティバル2025』（5月10・11日、大阪・万博記念公園）への参加を宣言し、観客前で初となる親子共演が決定した。

　1年ぶりにハマが番組に登場した。昨年1月、浜田CEOへのサプライズで登場したフェス経験豊富なハマは、CEOを名乗るも知識不足の父に対し、「（フェスを）なめんなよ」などと“ダメ出し”を連発。いつもは強気の浜田CEOがたじたじになった。アドバイスが生きて大成功した前回に続く今回もハマに遠慮はなかった。

　ライセンス・井本貴史が、浜田CEOに謝罪したいミュージシャンとして呼び込んだ。2年連続のハマの姿に、松岡充を予想した浜田CEOはびっくり。ハマは、昨年のフェスへの参加を予定していたが、4月に体調不良になり活動休止。「行けなくてゴメンねっていう話」と父に謝ると、浜田CEOは「ごめんねって、お前」と弱々しく口にした。井本が「これでみぞぎは全部終わりましたんで」と言うと、浜田CEOは「今ので？」と返した。

　ハマは、ビッグイベントを1回終えた感想を浜田CEOから聞きたいとしたが、「聞く前に言わしてもらうと、1回やったぐらいで調子に乗んな！」とピシャリ。周囲の協力あっての成功と強調し、「肝心なのは今年」と力を込めた。

　昨年の初回について、浜田CEOが「あんなにCEOは動かなあかんかな」と言うと、井本は「他のフェスにCEOないです」と説明。ハマは「自身で役職に就かれたので、自ずとそりゃあ稼働も多いですし」と当然と斬り捨てた。

　浜田CEOが「自分らだけじゃなくて、全部のアーテイストの方にみんながあったかい声援を送ってくれてたから。これは良かったなと思います」と振り返ると、ハマは「それはホントに素晴らしいです」と称賛した。井本は、浜田CEOがハイテンションになり、湘南乃風の1曲目で予定外にステージに出てしまうミスがあったと報告。「（普通）最後でしょ？」と確認したハマは、父が最初と最後の2回出たと知ると「ダサッ」と言い放って笑わせた。ただ、ハマは「初回らしいエピソードといえば、まあかわいらしくもあるんじゃないですか」とも話した。

　次回へ向けての改善点を、浜田CEOは「登場やな。楽屋入りな」と挙げた。昨年はマイクロバスで行ったとし「違うな。弱い。CEOやから」と言うと、井本は「“リムジンなんとかならんのか”って（言われてる）」と暴露。「ブランデー持って、葉巻くわえて、バスローブ羽織って（リムジンから）降りてきたいと。“それがないとな”って終わって2日後に言うてはった」と豪華な登場を熱望していると伝えた。

「成功の安どから来たなめた要求。誰も見てない」としたハマが、「そういうスタート映像から始まるならまだしも。中継みたいな」と提案すると、「なるほど」と共感する声が上がった。井本は「（車から）降りて言いたいらしいよ。葉巻持って、ただ一言『あったまってる？』ってだけ」と明かすと、ハマは「やかましいな」と反応。「大マジに言うと、あったまってねえし。出番10分前にそうやって来るんだったらわかるけど」と首を傾げた。

　オープニングで浜田CEOが着物を着て、三波春夫『世界の国からこんにちは』を歌唱するプランを井本が紹介。万博開催中でもあり、ハマは「それめっちゃいいです。おもろくないですか」と大賛成した。浜田CEOはカラオケで浮かんだとし、ほめられたことが意外な様子だった。

　最後に浜田CEOが「お前、今年来んのか？」と聞くと、ハマは「全然、行く行く」と即答。「行ってみなければ、これ以上、偉そうなことは言えないじゃないですか。ぜひ出させていただいて、中の人間としてどんなフェスか体感もできますから」と続けた。CEOの立場が危ういとみた浜田は「無理せんでもいいで」とハマに声を掛けた。

　ハマは親子共演について「ホントにないですね。ラジオだけなんですよ。だいぶ前に僕がお呼びしたことがあって、僕がここに来さしていただいて。（表舞台では）全くないです」と説明。父から「じゃあ、今年は来て（くれる）」と確認されると、ハマは「今年はぜひ。これはもう確実です」と断言し、5月10日の出演になると明かし、初の親子ステージが待ち遠しい共演陣から拍手されると、ハマは「ドキドキしますね」と本音を吐露した。