世界的ギタリストのマーティ・フリードマンが、大人気TVアニメ「鬼滅の刃」(TOKYO MXほか)のオープニングテーマであるLiSAの「紅蓮華」をギターカバーした楽曲が6日より配信となった。

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　マーティは1990年代、世界を席巻し1300万枚以上のアルバムセールスを誇る伝説のヘビーメタル・バンド「メガデス」の全盛期を支えたギタリスト。

　大胆にアレンジされた「紅蓮華」は、オリエンタルな要素を感じる部分もありながら、クオリティーの高さはさすがの一言で、世界トップレベルのギタリストによる“次元が違う”ギターカバーとなっている。

　YouTubeでは7月3日にカバー動画が一足早く公開されており「まさかマーティーが紅蓮華を弾いてくれるとは」「やっぱりギタリストといえばマーティー」など、ファンからの歓喜の声が殺到していた。

　マーティは独学で日本語を勉強し、アリゾナ州立大学の日本語弁論大会では2位になるほどの日本通。2004年より活動の拠点をアメリカから日本・東京へと移し、05年から伝説のロックバラエティー番組「ヘビメタさん」(テレビ東京)にメインのレギュラー出演者として登場し、国内だけではなく、YouTubeを通じて世界のヘビーメタルファンをも驚かせた。

　さらに、続編レギュラー番組「ROCK FUJIYAMA」」(テレビ東京)は世界各国で話題の番組となり、その後、NHKや民放各局のテレビ番組へ多数出演。同時期に雑誌と新聞にも連載を持ち、初の執筆書籍「い～じゃん! J-POP だから僕は日本にやって来た」を出版し、ベストセラーにもなっている。

　他にも映画「グーグーだって猫である」や「デトロイト・メタル・シティ」にも出演するなど、ギタリスト・作曲家・プロデューサーだけに留まらず、テレビ・ラジオ・CM・映画などマルチなアーティストとして活動している。