23歳経営者、念願だった3000万円愛車を購入 ベンツ、マセラティ…華麗な遍歴「スーパーカーに憧れて」
爽やかさを振りまく23歳の男性が乗ってきたのは、英国のスーパーカー、マクラーレン。なんと15歳で起業したという立派なIT経営者だ。愛車マクラーレン 570GTは、気軽にコンビニに行く普段使いの車であると共に、“仕事の勝負どころ”の力強い味方だという。
マセラティ ギブリとの2台持ち IT系広告代理業
爽やかさを振りまく23歳の男性が乗ってきたのは、英国のスーパーカー、マクラーレン。なんと15歳で起業したという立派なIT経営者だ。愛車マクラーレン 570GTは、気軽にコンビニに行く普段使いの車であると共に、“仕事の勝負どころ”の力強い味方だという。
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「ずっとこのモデルが欲しくて、カーセンサーをずっとチェックしていて、ようやく探し当てたんです」
ディーラーを訪ね回ったがなかなか出てこなかった。自ら中古車情報を漁りまくり、2024年夏に納車した念願の愛車だ。
「唯一のハッチバック仕様で、ディーラーでもなかなか取り扱っていないので、本当にレアな車種なんです。僕なりのこだわりがありまして、もともとはアイスシルバーというシルバー系のカラーリングなのですが、メタリックの『スーパーノヴァ』の色でフルラッピングしています。上をスパイダー仕様でハーフラッピングで黒くしていて、全体的に、大好きな620Rっぽいデザインを取り入れています」。外装カスタムへの熱いこだわりを語る。
玉数の少ないレア車は約3000万円で手に入れ、カスタム総額は500万円ほど。愛車の投入資金も気合いが入っている。
気になるのが、起業家としての歩みだ。小学生の頃から、誰かの下で働くという人生は想像できなかったといい、「自分には、どこかの会社に就職というのは向いてないと思っていて、じゃあ自分で会社を作ろうと思ったんです」。
中学3年生の時に15歳で会社を立ち上げた。IT系の広告代理業。現在、従業員は正社員15~20人規模に成長した。従業員の生活を預かる“一国一城の主”として日々奮闘している。
それに、もう1つの夢を幼少期から思い描いていた。
「いつかスーパーカーに乗りたい。クルマが大好きでずっと憧れてきたんです。免許取得は、仕事に手いっぱいだったこともあって、21歳の終わりに取りました」
愛車遍歴は、経営者らしく、なかなかド派手だ。
最初に乗ったのは、限定色シャンパンゴールドのメルセデス・ベンツ CLS。その次が、メルセデス・ベンツ SL 65仕様。そして実は、こちらも高級メーカー、マセラティ ギブリとの2台持ちだ。
「マセラティは足車でもあり、ドライブ旅行にはこっちで出かけています。マクラーレンは小まめに乗ることでバッテリーを維持していきたいので、コンビニの買い物はマクラーレンなんです。通勤にも乗っていますよ」と、ゴージャス過ぎる愛車生活を明かす。
若くして会社経営の世界に身を投じ、人生勉強を重ねてきた。18歳ぐらいの時は、ブランド品で身を固めていた。「当時はお金の使い方を分かっていなかったんです。社長業をやらせていただいて、今は客観視することを覚え、『落ち着き・清楚(せいそ)』を自分のテーマとして掲げています」。丁寧な言葉遣いと穏やかな振る舞いが印象的だ。
上場企業の経営者たちとも交流を重ねている。「人に怒られることが嫌いで、就職する道を選ばなかったのですが、結局、取引先の社長の皆さんに怒られるんです。それに若い年齢で行動していることに目をかけていただき、皆さんにかわいがっていただいて。お付き合いをさせていただいている社長さん方からは『今の時代は出るくいは打たれる。若いからと言ってなめられる。でもそんなことは気にしないで、やっていくだけ』と励ましの言葉をいただき、ありがたい思いでいます。そうやって、いろいろ学ばせていただいます」と実感を込める。
2025年は、本業ではSNS広告から看板広告分野にも事業を拡大し、インフルエンサー事務所の立ち上げなど、新たな目標を見据えているという。
肩にのしかかる責任とプレッシャー。愛車の存在が大きなパワーの源になっている。「マクラーレンは足回りもしっかりしていて乗っていて楽しい車です。それに、どんな仕事先に向かう時も、いい車に乗っていると勝てる気がしています。僕にとって、モチベーションを高めてくれる1つの材料にもなっています。やっぱり、気の持ちようが変わってくるんです」。オーラを放つ相棒に、力強いまなざしを送った。